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PayPay資産運用開始。PayPayアプリ上で証券買付

PayPay証券とPayPayは、PayPay内のミニアプリで有価証券の買付や売却が行なえる「PayPay資産運用」を開始する。キャッシュレス決済サービス上で有価証券の売買ができる国内で初めてのサービスとなる。

両社はこれまで、PayPayのミニアプリとして、PayPayポイントで疑似運用体験ができる「ポイント運用」を提供し、4月時点で600万運用者を突破。資産運用を始めやすいサービスとして展開している。

今回スタートする「PayPay証券」は、証券口座を開設し、有価証券の買付、売却がPayPay残高(PayPayマネー)でできるサービスとなる。取引に際しての最低購入金額は100円から、1円単位での取引が可能。

購入できる商品は以下の6コースとなる。

  • スタンダードコース:SPDR S&P 500 ETF
  • チャレンジコース:DIREXION S&P 500 3X
  • テクノロジーコース:インベスコQQQ
  • 金(ゴールド)コース:SPDRゴールド・シェア
  • フラットキープコース:iシェアーズ 米国短期国債
  • ESGコース:iシェアーズ MSCI 米国 ESG セレクト

売却するとPayPay残高(PayPayマネー)へ即時チャージされ、買い物などに利用できる。ただし、PayPayへのチャージ上限額を超える場合や、PayPayマネーの残高が100万円を超える場合には、PayPayへのチャージはできない。

証券口座の開設には、PayPayにおける本人確認(eKYC)の手続きとPayPay資産運用内での本人確認の手続きがそれぞれ必要となる。PayPay証券の口座を開設済みであれば、「PayPay資産運用」上でログインをすれば、申請などは不要ですぐに資産運用を開始できる。

PayPay証券では、今後もPayPayとの連携を強化。「PayPayで資産形成をして、PayPayで支払い」という、金融の新しい形を提案していく。