リクルート、スマホで支払いもできる請求書管理サービス「Airインボイス」

リクルートは、PCを使うことなく、iPhoneひとつで支払いもできる請求書管理サービス「Airインボイス」の提供を、7月27日に開始する。

請求書をiPhoneで撮影すると、アプリが振込に必要な情報を自動でデータ化し、振込予約・実行までスマホだけでできるサービス。アプリが振込件数や支払い期日をチェックして通知する「アラート機能」搭載で、支払い忘れや支払い遅延を防止できる。

利用手順は、スマホのカメラで請求書を撮影すると自動でデータ化。振込先が異なっていてもまとめて振込予約が可能。入金専用口座に事前入金することで、振込指定日に自動で振り込まれる。

利用料金は1店舗あたり月額5,500円で、利用開始月と翌月は無料体験期間。振込手数料は別途かかるが、業界最安値を実現しているという。AirインボイスアプリはAppStoreからダウンロードできる。

リクルートではAirレジやAirペイなどの業務・経営支援サービス「Air ビジネスツールズ」を提供しているが、同サービス利用事業者から請求書に関して、「請求書の転記や支払い処理に半日かかっているが、本当は商品開発に時間を使いたい」「店舗にお客さまがいる中で、PCを触りにバックヤードにこもることはできない」「取引先への支払いを忘れたり遅れたりすることで、迷惑をかけてしまったことがある」といった声があるという。

こういった課題に対してAirインボイスでは、限られた時間、限られた店舗スペースにおいても、PCを使うことなく、スマホによる請求書の電子化、振込予約・実行までできるため、アナログな仕入れと支払い業務における手間やコストを軽減するとしている。