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Facebook「フィード」タブを導入。ホームは「おすすめ」場所に

Metaは21日(米国時間)、Facebook上に表示するコンテンツの管理やコンテンツの発見のための「ホーム」「フィード」タブを発表した。21日から一部の利用者のショートカットバーに「フィード」タブを表示開始し、iOS版のショートカットバーはアプリ下部、Android版では上部に表示する。来週にかけて全世界に展開する。

フィードタブは、友達、お気に入り、ページ、グループの最新の投稿を見つける新たな手段となる。最も気になる友達やページをまとめた「お気に入り」リストを作って、コンテンツをフィルタリングできる。

フィード

「ホーム」は、Facebookアプリを開いたときに最初に表示されるタブ。ホームからは、リールやストーリーズに簡単にアクセスでき、パーソナライズされたおすすめ情報を得られ、Facebook上の“起点”となる。

「ホーム」はパーソナライズされたおすすめを通じて新しいコンテンツやクリエイターを見つける「発見の場」となり、「フィード」は、利用者がFacebook上でつながっている人々やコミュニティのコンテンツにアクセスする方法と位置づけられる。

つまり、フィードは自分のつながりやコミュニティの最新情報にアクセスする場所で、その中でも最も気になる人などを「お気に入り」にできる。フィードにはおすすめは表示されないが、広告は表示される。また、フィードをパーソナライズし、ショートカットバーに固定することで、常時表示可能となる。

ホームは、おすすめを通じて新しいコンテンツを発見する場となるほか、リールの作成や、フィードやストーリーズで友達の投稿を確認できる。ホームでは、機械学習によるランキングシステムにより、利用者それぞれの好みに沿ってカスタマイズされ、特に繋がりがなくても、それぞれの利用者にとって最適だと思われる順番にコンテンツをランク付けし、提供する。

従来のつながりを重視する「フィード」に対し、Facebokがおすすめするコンテンツを表示する「ホーム」といった形に整理されることとなる。