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プリペイド型電子マネーのビットキャッシュ、10年間の有効期限を設定

ビットキャッシュカード 新デザイン

ビットキャッシュは、プリペイド型電子マネー「ビットキャッシュ」のサービス内容を変更し、10月1日販売分から10年間の有効期限を設ける。そのほかのサービス内容は従来と同じ。あわせて、店頭販売のビットキャッシュカードはデザインが変更される。

ビットキャッシュにはこれまで有効期限が設けられていなかったが、10月1日以降に購入したビットキャッシュには購入から10年間の有効期限が設けられる。有効期限は残高照会から確認でき、有効期限が切れたビットキャッシュは利用できない。

すでに購入した従来のビットキャッシュは、継続して利用が可能。9月30日までに購入したビットキャッシュには有効期限が設定されない。コンビニで販売するビットキャッシュは、10月1日以降、順次切り替わるとしている。

残高引継については、従来のビットキャッシュ同士、新ビットキャッシュ同士、従来から新ビットキャッシュへの引継は可能。有効期限は「残高引継から10年間」になる。新ビットキャッシュから従来のビットキャッシュへの残高引継はできない。

ビットキャッシュメンバーズ

オンラインサービスのビットキャッシュメンバーズは、10月1日以降に登録する新規会員の場合、新しいマイビットキャッシュとして、有効期限が会員登録から10年間に設定される。

ビットキャッシュメンバーズの既存会員は、10月1日以降にログインすると、ひらがなIDと管理番号が変更された上で、新しいマイビットキャッシュに自動的に変更され、有効期限が10年間になる。

新規・既存の会員ともに、マイビットキャッシュに対してチャージを行なうと、有効期限は「チャージから10年間」に延長される。

ビットキャッシュはゲームやエンタメコンテンツの決済を中心に利用できるプリペイド型電子マネー。コンビニなどでカードの形で販売されているほか、オンラインでチャージ・決済できるサービス「ビットキャッシュメンバーズ」も用意されている。