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新加熱式たばこ「glo hyper X2」。ブーストボタン搭載
2022年7月21日 17:20
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATジャパン)は、加熱式たばこ専用デバイス「glo hyper X2(グロー・ハイパー・エックス・ツー)」を、gloストア、オフィシャルオンラインショップで7月25日、コンビニエンスストア、一般たばこ販売店で8月15日に発売する。価格は1,980円で、オンラインショップのみ1,480円。
小型・軽量、ブーストボタン、新LEDインジケーター、新シャッタードア、マットとメタリックの素材を融合させたバイカラーのデザインが特徴。たばこスティックは、glo hyper用の太いタイプに対応する。
本体は、従来の「glo hyper+」と同様の誘導加熱技術(IH)を採用しながら、サイズを13%、重量を7%削減している。サイズは43.3×21.4×77.5mm(幅×奥行×高さ)、重量は約102g。
ブーストボタンは、通常モードより高い温度で素早く加熱できる「ブーストモード」を使いやすくするために新たに搭載。従来機で搭載されていたボタンは1つで、そのボタンを押す時間によって「通常モード」と「ブーストモード」を選択するスタイルだったが、glo hyper X2ではそれぞれ独立した専用ボタンを設置し、どちらかのボタンを押すことで好みの加熱モードを選べる。
起動時間は通常モードが20秒、ブーストモードが15秒、喫煙可能時間は通常モードが4分、ブーストモードが3分。
LEDインジケーターは、使用中の加熱モード・起動時間・充電状態が一目で分かるように改良。ブーストモード使用時はセンターのLEDが点灯するほか、起動時間や喫煙時の使用可能時間の目安を外周のLEDで4段階で表示する。
シャッタードアは、スティック挿入部分への埃やゴミの侵入を防ぐために搭載。上部のカラーを回すことで開け閉めできる。
カラーは、ミントブルー、メタルブラック、メタルオレンジ、ブラックレッド、ホワイトゴールドの5色。デザインに影響されて紙巻たばこから加熱式たばこ製品への切り替えを検討するというグローバル消費者インサイトに基づき、全体設計をスタイリッシュに一新している。
glo hyper X2は、世界に先駆けて日本で発売。その理由は、日本のgloユーザー数は320万人、BATジャパンの製品売上のうち47%をgloが占めていることなどから、日本市場を重要視しているため。また、日本のたばこ市場全体におけるgloのシェアは7%となっている。
初代gloも2016年に日本で先行発売し、その後、数十億ドル規模のグローバルブランドへと成長したという。glo hyper X2についても今後数カ月の間にグローバル市場で展開する。