ニュース
スクエニが“次世代ホビー” トレカ・フィギュアにデジタル鑑賞や保有証明
2022年7月21日 13:26
スクウェア・エニックスは、デジタルとリアルが融合する“次世代ホビー”の商品として、トレーディングカードとフィギュアでデジタル鑑賞や保有証明などの技術を盛り込んだ2商品を2023年に発売する。2商品はファイナルファンタジーVIIの25周年を記念したコレクターグッズ。
キャラクターフィギュア
キャラクターフィギュアは「ファイナルファンタジーVII ブリングアーツ <クラウド・ストライフ>」で、13,200円。スクエニ公式のe-STORE限定デジタルプラスエディションは16,500円。2023年11月25日発売予定。全長15.2cmで可動タイプ。
フィギュアは通常の物理フィギュア単体の商品に加えて、スマートフォンやPCからデジタル鑑賞が楽しめるデジタル版フィギュアが付属する「デジタルプラスエディション」も販売。また、どちらのバージョンにもブロックチェーン上の保有証明(デジタル正規品証明書)が付属、パッケージには証明書やデジタル版フィギュアと交換する交換券が同梱される。
トレーディングカード
トレーディングカードは「ファイナルファンタジーVII アニバーサリー アートミュージアム デジタルカードプラス」で、1パック440円で2023年春に発売。1パック7枚入りで、うち1枚はデジタルカード交換カード。全207種類で、ノーマルカードが99種類、アナザーノーマルカードが3種類、プレミアムカード(フォイル仕様)が102種類、シークレットが3種類。
通常の物理カードのパックに、専用コード交換カードを同梱。このコードは専用Webサイトで全207種類から好きなデジタルカード1枚と交換でき、デジタル版でもコレクションが楽しめる。
フィギュア、トレカともに使用するブロックチェーンはEfinity。デジタル正規品証明書にはEnjinウォレットアプリを使用する。
ブロックチェーン技術を本格展開
スクウェア・エニックスは2021年3月にミリオンアーサーシリーズで“NFTデジタルシール”の展開を発表(10月に実際に発売)、これにとどまらず、ブロックチェーン技術やNFTを使用した新たなコンテンツ展開やビジネスモデルを構築していくと表明していた。
また課題とする模倣品や海賊版被害について、デジタル正規品証明書やデジタルカードが一定の抑止効果をもたらすと期待しているという。
今回の2商品は人気の高い「ファイナルファンタジーVII」シリーズのコレクターズアイテムで、ブロックチェーン技術の応用や展開が次の段階に入ったことを窺わせる内容になっている。
(C)1997 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA
LOGO ILLUSTRATION:(C)1997 YOSHITAKA AMANO
(C)1997, 2005, 2006, 2007, 2009, 2014, 2020, 2021 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA
LOGO ILLUSTRATION:(C)1997 YOSHITAKA AMANO