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大阪万博、公式キャラの愛称は「ミャクミャク」

2025年日本国際博覧会協会は18日、大阪・関西万博の公式キャラクターの愛称を「ミャクミャク(英:MYAKU-MYAKU)」に決定した。

愛称の審査・選考は、33,197作品の中から、形式要件を満たしたものについて1次審査を行ない、日本語と海外言語における意味のチェックや商標調査を経て、キャラクター愛称選考委員会による選考を実施。今回最優秀作品をミャクミャクに決定した。

今後は、ミャクミャクのキャラクターを公式ロゴマークに続くもう「ひとつの大阪・関西万博のシンボル」として、万博の周知と機運の醸成に広く活用する。また、世界中から愛され、親しみを持たれるキャラクターとして育てていくという。

なお、最優秀作品は同一愛称にて2名から応募があった。受賞者は、川勝未悠氏と、作田陽向氏。

愛称のコンセプト
川勝さん

今まで「脈々」と受け継がれてきた私たち人間のDNA、
知恵と技術、歴史や文化。変幻自在なキャラクターは更にあらゆる可能性をその身に宿して、私たち人間の素晴らしさをこれからも「脈々」と未来に受け継いでいってくれるはず。
そんな希望を込めて「脈々=ミャクミャク」と名付けました。
またミャク=脈であり、生命そのもの。
ミャクミャクという2音が続く様は、命が続いている音にも聞こえます。

作田さん

初めてキャラクターを見たとき、赤色と青色が動脈と静脈を連想させたため。
また、万博のテーマである、人類文明のつながりや、国際的なつながりを、「脈」という言葉で表せられると思ったため。

「ミャクミャク」について

細胞と水がひとつになったことで生まれた、ふしぎな生き物。その正体は不明。
赤い部分は「細胞」で、分かれたり、増えたりする。
青い部分は「清い水」で、流れる様に形を変えることができる。
なりたい自分を探して、いろんな形に姿を変えているようで、人間をまねた姿が、今の姿。
但し、姿を変えすぎて、元の形を忘れてしまうことがある。
外に出て、太陽の光をあびることが元気の源。雨の日も大好きで、雨を体に取り込むことが出来る。
開幕前から自分のことを皆さんに知ってもらい、2025年に開催される大阪・関西万博で多くの人に会えることを夢見ています。