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アメックス、女性ショップオーナーに200万円。支援強化

左から、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc. 日本社長 吉本浩之氏、モデル・桐島かれん氏、フランス料理店「ボン・マスダ」経営者・増田郁理氏、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc. 加盟店事業部門担当 副社長 印南裕二氏

アメリカン・エキスプレスは、中小店舗支援の取り組みとして世界中で展開している「SHOP SMALL」(ショップスモール)の日本における新たな展開として、女性のショップオーナーを応援する「RISE with SHOP SMALL」(ライズ・ウィズ・ショップスモール)を、7月12日より始動する。

ショップスモールは、中小ビジネスを応援し地域コミュニティの活性化を促進することを目的に、2010年にアメリカで立ち上げられた支援プログラム。

日本では2017年に始動し、全国50を超える商店街への支援や、中小店舗でのアメックスカード利用で30%キャッシュバックするキャンペーンなどを行なってきた。

新たに展開する「RISE with SHOP SMALL」は、街の女性ショップオーナーを応援するプログラムを複数用意。

公募プログラムの「女性のショップオーナーのチャレンジ応援プログラム」では、期間中に応募したショップオーナーの中から、書類選考や面談を通じて3名にショップ運営に必要な資金を上限200万円までサポートをする。このほか応募したオーナーの中から10名に、先輩経営者や専門家による悩み相談を2カ月にわたり提供。

さらに上記に応募した人の中から抽選で100名に、企業向けのオリジナルノベルティ・記念品・販促品が作成できるECサイト「販促STYLE」で利用できる、5万円分のクーポンを進呈する。

募集期間は7月12日~9月4日。対象は、日本全国で中小店舗またはオンラインショップを運営している女性オーナー。日本国内市場向けのサービスが対象となる。代表者が男性でも、女性が経営や運営に主に携わっている場合は応募可。

このほか、女性ショップオーナーのチャレンジに着目した動画セミナーを特設ウェブサイトで配信。女性の先輩ショップオーナーや専門家を講師に招き、課題解決のヒントや専門知識の習得に役立つ動画コンテンツを順次公開する。期間中(8月~12月末)はいつでも自由に視聴可能。

配信内容は、「経営・店舗運営に関する知識の不足」「新規顧客やリピーターの満足度向上」「販促&情報発信の工夫」「税務・納税・経営関連」など。

アメックスカード利用で女性オーナーを応援

RISE with SHOP SMALLは、ショップスモールとしては初めての「カード会員参加型」のプログラムとなる。7月12日から実施のアメリカン・エキスプレス加盟店で展開される、キャッシュバックキャンペーン「SHOP SMALL 街のお店応援キャッシュバック」と連動。

アメックスカード会員は、キャンペーン参加店舗でカードを利用して買い物をすると、買い物1回につき100円がRISE with SHOP SMALLの応援プログラムの活動に充てられる。ショップスモールに参加する全国15万店を超える店舗での買い物が、女性ショップオーナーの応援につながるという。

「SHOP SMALL 街のお店応援キャッシュバック」は、対象店舗で対象カードを利用すると20%がキャッシュバックされるキャンペーン。上限はカード1枚につき最大2,500円。対象店舗は全国の中小加盟店・約15万店舗。期間は7月12日~9月19日。

対象カードは、国内発行のアメリカン・エキスプレスブランドのカード。クレディセゾンや三菱UFJニコス、エムアイカードなどを含む。楽天カードが発行するカードは対象外。

キャンペーン参加には特設サイトから事前登録が必要で、先着50万名で締め切られる。キャッシュバックは、キャンペーン終了後90日以内にカード請求額より減額される。

このほかキャンペーン参加加盟店には、実用的な販促アイテムのほか、サンキューカードやステッカーなどビジネス応援アイテムをすべて無料で提供。専用サイトを通じて、ショップオーナーから通年でオーダーを受け付ける。

街のお店を応援することで地域全体を活発に

アメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc. 日本社長 吉本浩之氏は、ショップスモールについて以下のように話した。

「ショップスモールは日本では2017年にスタートし、2020年には10万店を超える加盟店を、そして全国で50を超える商店街を支援してきました。街のお店は地域コミュニティの発展に欠かせない存在です。私たちはオーナーのチャレンジを応援することで、より多様な街のお店作りに貢献し、地域全体がより活発になることを願います」

また、加盟店事業部門担当 副社長 印南裕二氏は、同キャンペーンについて「日本には魅力的なお店がたくさんあるということを、多くの人に知ってもらいたいと思います。ショップスモールがその機会になれば幸いです」と話した。

会場には、フランス料理店「ボン・マスダ」を経営する増田郁理氏と、モデルであり自身のファッションブランドも手掛ける桐島かれん氏が登壇。

増田氏は女性オーナーの応援プログラムについて、「お店を開業した当初にお客様が本当にこなくてどうすればいいか悩んだ経験があります。信頼できる人から販促ツールを作ってみたらと言われチラシを作ったところ、半年後に売上が6倍になりました。ビジネスを始めたときに本当に苦労したので、オンラインセミナーやメンタリングなどがあるのはとても良いプログラムだと思います」とコメント。

桐島氏は、「ビジネスのことはわからずパッションでショップを始めたので、進みながら学んだことが多くありました。立ち上げ当初は本当に心細かったので、当時こういったプログラムがあったら心の支えになったと思います。今企業する立場なら応募したいです」と話した。