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京急バス、羽田空港~横浜のリムジンバスに「Visaのタッチ決済」

京浜急行バスは、羽田空港~横浜駅間(YCAT)の京急リムジンバスにおいて、「Visaのタッチ決済」の実証実験を7月15日から2023年7月14日まで実施する。羽田空港発のリムジンバスとしては初の取り組み。羽田空港着のバスについては、西武バスも埼玉県内発の空港連絡バスにおいて7月25日から実証実験を開始する。

レシップが提供するキャッシュレス運賃収受器「LV-700」を車内に設置。乗車時にVisaのタッチ決済に対応したカードまたはスマートフォン等を収受器にかざすことで決済が完了し、バスに乗車できる。運賃は大人590円。

運賃決済方法の多様化による旅客の利便性向上が目的。特に交通系ICカードを所有していない訪日外国人利用客の利便性向上を見込む。

実証実験は、京浜急行バス、三井住友カード、レシップ、QUADRAC、ビザ・ワールドワイド・ジャパンの5社が連携して実施。三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用する。

Visaのタッチ決済乗降履歴は、交通事業者向け決済および認証のプラットフォームを提供するQUADRACの「Q-moveサイト」で確認可能。「マイページ」の会員登録手続きをすることで閲覧できる。