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ブライトリング、ダイバーズウォッチ「スーパーオーシャン」デザイン刷新
2022年7月2日 08:30
ブライトリング・ジャパンは、デザインを一新したダイバーズウォッチ「スーパーオーシャン」を発表した。4つのサイズで展開する。機械式の腕時計で、価格は561,000円~825,000円。
デザインが刷新されたブライトリングのダイバーズウォッチのコレクション。「スーパーオーシャン」の前モデルのダイヤルは、くさび形や大きなアラビア数字のインデックスが特徴的だったが、新作は1960年代や70年代にリリースされた「スーパーオーシャン スローモーション」をルーツとするデザインを随所に取り入れた。マルチサイズ展開はそのままに、現代的な色鮮やかなダイヤルもラインナップするマルチカラー展開も特徴。
ユニークな「スローモーション」がモチーフ
デザインのルーツになったオリジナルの「スーパーオーシャン スローモーション」は、ダイビングのために大胆な取捨選択を行なったデザインが特徴。経過時間を計測するクロノグラフ(ストップウォッチ)機能を搭載する一方で、秒針の代わりにクロノグラフの分針を搭載、ダイヤル外周には高コントラストなリングが配され、クロノグラフ用の60分目盛りが刻まれた。1時間でダイヤルを一周するそのクロノグラフ分針の様子から、スローモーションと呼ばれた。
新スーパーオーシャンではクロノグラフ機能は搭載されず、現代の利用に合わせて秒針を搭載する。オリジナルでは独特な四角形のデザインが特徴だったクロノグラフ分針は、時刻用の分針として復活。ダイヤル外周の60分目盛りも復活している。オリジナルでは6時位置にあった、クロノグラフの動作状態を示す丸い窓のイメージは、秒針の先端の丸形にオマージュとして継承された。このほか大柄な四角形のインデックスを搭載、オリジナルの雰囲気を再現している。
マルチカラー、マルチサイズ
ケース径は46,44,42,36mmの4サイズで展開される。ケース素材はステンレススチールのほか、ゴールドを組み合わせたケースや、ブロンズもラインナップされる。44mmと42mmに用意されるブロンズ製ケースは特殊合金で、経年による緑青(パティーナ)が生じて独特の風格が出るとする。ストラップはラバーストラップや新型の3列メタルブレスレットを用意。フォールディングクラスプで微調整が行なえる。
いずれも300m防水で、夜光塗料はスーパールミノバを塗布。ベゼルインサートはセラミック製。風防はドーム型で両面無反射コーティングのサファイアガラス。裏蓋はケース素材と同様の素材でねじ込み式。ベゼルは基本的に逆回転防止型ベゼルが搭載される。
なお46mmサイズについては、特許取得のロック機構付き両方向回転ベゼルを搭載。衝撃、砂、塩水に対する耐性も備えている。
ムーブメントは機械式で自動巻きのブライトリング キャリバー17。パワーリザーブは約38時間。振動数は28,800振動/時、石数は26石。
このほか42mmサイズには、サーフィンのケリー・スレーター氏とのコラボレーションによる「スーパーオーシャン オートマチック 42 ケリー·スレーター」もラインナップされる。限定1,000本で、オレンジ色のダイヤルのモデルにミリタリーグリーンのラバーストラップを組み合わせたのが特徴。