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アマゾンと税関、ニセ物輸入防止で協力

アマゾンジャパンは、財務省関税局と模倣品などの水際取締りで協力する覚書を締結したと発表した。協力関係の強化について共同で検討、税関との情報交換も進める。

アマゾンは模倣品対策として、官民連携で取り組みを進める方針をグローバルで策定しており、今回もその一環。財務省関税局がEコーマス事業者と覚書を締結するのは、今回が初めてとしている。

今回の取り組みでは、模倣品(知的財産侵害物品)などの国内流入防止の協力関係について、強化方法を共同で検討。税関が差し止めた模倣品や模倣品業者などに関する情報交換も進める。これにより、模倣品業者の特定、悪質業者の取締りをより効率的に行ない、国内流入防止の一層の強化が期待されるとしている。

財務省関税局は、密輸防止などで協力する覚書を船舶やホテルなど11の業界団体と締結しているが、民間企業はアマゾンが初めて。