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Chromebook、オフラインでもスマホの写真を使える新デバイス連携

強化されるPhone Hub

Googleは、Chromebookとほかのデバイス間の連携機能を強化する。

最新のアップデートにより、Chromebookがオフラインの状態でも、搭載される「Phone Hub」でスマートフォンに保存された写真データを利用できるようになる。スマートフォンを操作することなく、簡単に連携できる。Phone Hubではこのほかテキストメッセージの確認や返信、スマートフォンのバッテリー残量のチェック、テザリングをオンにする操作なども行なえる。

Nearby Share機能では、Androidスマートフォンに保存されているWi-Fiの接続情報をChromebookで簡単に共有できるようになる。例えば友人がChromebookを持って自宅を訪れた場合、AndroidスマートフォンでNearby Shareを操作、友人のChromebookに対してWi-Fiの接続情報を配信できる。

また近日中にはBluetoothヘッドフォン・イヤフォンのペアリング機能を「Fast Pair」として強化する。ChromebookのBluetoothをオンにするだけで、周囲のBluetoothアイテムの状況を検知、ペアリングのボタン操作などすることなく接続できるようになる。これらの接続情報はGoogleアカウントに保存され、ほかのスマートフォンでもシームレスに利用できるようになる。対応するBluetoothデバイスは数百種類にもなる予定。

このほか新しいScreencastアプリが提供される予定。このアプリでは教育用ビデオやソフトウェアのデモ、プレゼンテーションなどのビデオを作成できるというもので、解説などを加えながら録画できる。

2022年後半にはデバイス間の連動をさらに進化させる機能も提供予定