キヤノンの自動撮影カメラ、保育園や学校で活用

キヤノンマーケティングジャパンは、インターネット写真販売サービス「
スナップスナップ」を運営するフォトクリエイト、ラボネットワークと、自動撮影カメラ「PowerShot PICK(パワーショットピック)」を用いたスクールフォトプラン「自動撮影カメラプラン」を7月1日に開始する。

スナップスナップは、学校行事や保育施設の写真を閲覧・購入できるインターネット写真販売サービス。新たに追加する自動撮影カメラプランでは、子どもたちの撮影と画像選別を自動化。

子どもたちの様子を自動撮影カメラ「PowerShot PICK」が撮影し、保育士・教職員は自動で抽出されたおすすめ画像を参考にしながら選別し、スナップスナップ上で公開、保護者が閲覧・購入するという仕組み。

カメラに撮影を任せられるだけでなく初期費用が無料なため、これまで費用面で導入が難しかった小規模な保育施設でも手軽に写真販売サービスが利用可能になる。

PowerShot PICKには、周囲にいる人物の顔を自動で認識し適切な構図で自動撮影する機能や、撮影データからおすすめの画像を抽出する機能などを搭載。撮影を任せられ、保育士や教職員の業務負荷を軽減しつつ、カメラを意識しない自動撮影で子どもたちの自然体な姿を残せる。

初期費用は無料だが、専用のアプリケーションをインストールしたパソコンとスマートフォン(タブレット端末)、カメラで使用するmicroSDカードが必要となる。

今後は、2,000施設への導入を目指すほか、スクールフォトを撮影している外部の撮影事業者がPowerShot PICKをレンタルしてシステム利用できる事業者向けプランの準備も進めている。