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Instagram、子供の利用時間やフォロワー管理ができる「ファミリーセンター」

Metaは、保護者が子どもの利用を管理しやすくする「ファミリーセンター」機能を日本でも順次導入を開始した。Instagramのほか、Meta Questヘッドセットでも利用できる。

ファミリーセンターは、Metaが提供するプラットフォームで10代の利用者のオンライン体験を保護者が見守り、サポートしやすくなるようなツールやリソースを提供する機能。3月に米国の利用者を対象にInstagramで先駆けて導入され、将来的にはInstagramやMeta Quest製品以外にも対応し、一元管理できるようにするという。

13歳(Instagramを開設できる最低年齢)以上の子どものInstagramアカウントについて、利用時間などのインサイトを保護者が確認できるようになり、利用体験を管理しやすくなる。保護者は18歳以上で、Instagramのアカウントを持っている必要がある。

今年3月に米国で先駆けて導入した機能の一部をより使いやすく改善し、新機能も追加。ペアレンタルコントロールツールを設定するためには保護者と子どもの双方がツールの使用に同意する必要があり、これまでは子どもからリクエストを送る必要があったが、保護者と子どものどちらからでもリクエストできるように改良した。

利用可能な機能は、子供の利用時間を確認し、上限を設定することや、特定の時間を選んでInstagramを利用出来なくしたり、子供がフォローしているアカウント、子供をフォローしているアカウントも確認できる。子供が新たにアカウントをフォローしたりフォロワーが増えた時や、投稿したり他のアカウントを「報告」した場合には通知を受け取れ、その詳細も確認できる。

Meta Questでは、IARC(国際年齢評価連合)によるレーティングに従って、デフォルトでブロックされているアプリケーションのダウンロードまたは購入を保護者が確認して承認ができるほか、不適切な可能性のある特定のアプリをブロックしたり、起動できなくすることが可能。子供が所有するすべてのアプリも見ることが可能で、VR内でのアプリ購入時には「購入通知」を受け取れる。ヘッドセットを利用している時間の確認も可能。