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ワークマン池袋進出。首都圏最大級の旗艦店
2022年6月15日 16:25
ワークマンは、「#ワークマン女子」「WORKMAN Shoes」池袋サンシャインシティアルパ店を、6月16日にオープンする。店名に「女子」と付いているが、男性用やジュニア用、キャンプ用品など幅広く取り扱う。WORKMAN Shoesは、東日本で初出店となる。
店舗の場所は、池袋サンシャインシティアルパ2階。住所は東京都豊島区東池袋3-1-2。東京メトロ有楽町線東池袋駅からなら、雨に濡れず辿り着ける。
#ワークマン女子とWORKMAN Shoesは真横に位置し、レジを共通化して一体運営する。店舗面積は合わせて132坪で、首都圏の商業施設内店舗としては最大面積の旗艦店となる。
同社の製品カテゴリーの中で一番伸びているのが女性用の機能性ウェアで、僅差で一般客向け機能性シューズが続いている。しかし、一般客向けのアウトドアウェアも好調なため、既存店での靴売場の拡張が難しくなってきたという。
一般靴の売上は、'21年3月期までの3年間で毎年倍増。アウトドアやスポーツ、日常使いまでできる高機能(撥水や防水機能など)な靴が市場価格の1/3から1/5の価格で買えることが好評の理由としている。
既存店では靴売場スペースの限界で成長が鈍化してきたため、靴専門店の出店を決定した。WORKMAN Shoes1号店は、4月1日に大阪でオープンした「#ワークマン女子なんばCITY店」。1号店が好調なことを受け、今後はWORKMAN Shoesの出店を加速させる。
今回オープンする池袋サンシャインシティアルパ店に続き、3号店は10月に吉祥寺の商業施設でオープンを予定。このほか地方のショッピングセンター敷地内で5店舗の路面出店が決定している。
作業靴の発想で開発したパンプス
WORKMAN Shoesで販売する一般靴は、自社開発製品に特化。歩きやすさや履き心地、防水、ムレ防止などの機能を搭載する。用途別に製品開発をし、キャンプやジョギング、ランニング、トレッキング、雨天のタウンユースなどを用意する。価格は980円/1,500円/1,900円/2,900円のみで展開。
サンシャインシティアルパ店の注目製品は、限定発売の女性向けアクティブパンプスやバレエシューズなど。いずれもWORKMAN Shoesなんば CITY店とサンシャインシティアルパ店のみの販売となる。
アクティブパンプスは、同社が得意とする作業靴の発想で開発。履きやすく脱げにくい構造で、クッション性が高いインソールにより土踏まずを優しく包み込み、長時間の移動も快適にできるという。価格は2,480円。
なんばCITY店のオープンとともに登場した製品で、全力で走っても脱げにくいと好評を博している。これまでブラックとアイボリーの2色展開だったが、サックスとキャメルを新たに追加する。
バレエシューズは、表面は光沢のある素材と、つま先部分のワンポイントでフェミニンなコーディネートにも使いやすいという。インソールは適度なクッション性で、やわらかな履き心地を実現。価格は1,680円。カラーはブラックとブロッサムの2色。
同社の一般靴は男性向けが圧倒的に多かったが、ニーズに応えて女性用の製品も増やしているという。火付け役になったのが、厨房シューズのノウハウを活かした「ファイングリップシューズ」。妊娠中の女性から好評を博し、販売数は100万足を超えた。
このほか防水サファリシューズや、キャンパーの間で人気となったLIGHTスリッポンなどがヒットし、パンプスやバレエシューズ、サンダルの投入に繋がった。
メンズ商品の注目製品は、アスレシューズハイバウンス オーバードライブ。ソールに反発力のあるカーボン配合プレート「DRIVEN PLATE」を内蔵し、屈曲性と推進力があり、本格的なランニングに対応できるという。価格は2,900円。
防水設計の荒天対応シューズ「アスレシューズストームランナー」は、蒸れにくく濡れにくい点が特徴。ローカットなため、ちょっとした雨の日用の靴としても使いやすいという。価格は1,900円。