カワサキ、電動3輪ビークル「ノスリス」に大容量積載モデル

カワサキモータースは、電動3輪ビークル「noslisu(ノスリス)」シリーズの新モデル「noslisu電動アシスト自転車カーゴ仕様」を2023年春に発売する。

「より大容量の荷物を積載したい」という要望に応えるために開発し、車体中央に積載スペースを確保することで、「noslisu電動アシスト自転車仕様/フル電動仕様」を上回る大容量の積載性を実現。これにより、宅配業や小売での配送業務、工場内の搬送など、さまざまな物流シーンでの活用を可能とした。

「noslisu カーゴ仕様」に適した新形状フレームと独自の前2輪操舵機構を採用。大容量の積載スペースを確保しながら、2輪自転車に近いハンドリング特性を両立する。パイプの太さやカラーリングにこだわり、機能美のあるスタイルを追求している。駆動系はインホイールモーターを採用した電動アシスト3輪自転車で、運転免許は不要。

積載スペースについては、モーターサイクルの設計技術を活かし、荷物の積載に最適化したレイアウトを実現。120Lの積載スペースを装備する。また、荷物を積載した状態でも安定感のある走行を可能にするため、ステアリングやシートの位置を見直し、車体中央付近の低い位置に積載スペースを設定している。

今後は業務用途だけでなく、一般向けにも販売を予定。アウトドアレジャー、高齢者や免許非取得者による大容量荷物の気軽な積載・移動を実現する。

「noslisuカーゴ仕様」は6月22日～24日に大阪市で開催される「第3回関西物流展(KANSAI LOGIX 2022)」で展示するほか、7月2日～7月3日に大阪万博記念公園で開催される「MOTOR CAMP EXPO 2022」でも展示試乗会を行なう。