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Web5発表。「Web3は安らかに眠れ」
2022年6月13日 12:18
米Block(Square)は10日(米国時間)、分散型Webプラットフォームとなる「Web5」を発表した。自分のデータとアイデンティティを管理できる非中央集権的なウェブを目指す取り組み。
Blockのブロックチェーン/暗号資産部門であるTBDによる発表。米Twitterの共同創業者でBlockのCEOであるジャック・ドーシー氏は、「Web5は、インターネットへの最も重要な貢献になる。チームを誇りに思う(Web3に投資しているVCは安らかに眠れ)」とツイートしている。
this will likely be our most important contribution to the internet. proud of the team.#web5
— jack (@jack)June 10, 2022
(RIP web3 VCs 🤫)https://t.co/vYlVqDyGE3https://t.co/eP2cAoaRTH
Web5では、ウォレットと非中央集権化されたWebノード(DWNS)、非中央集権化されたWebアプリ(DWAS)等から構成。TBDによれば、「Webは情報交換を民主化したが、アイデンティティという重要なレイヤーが欠けている。我々は、何百ものアカウントと覚えきれないパスワードで、個人データを保護するのに苦労しており、今日のWeb上では、アイデンティティと個人データは第三者の所有物になっている」とする。
Web5では、アプリに分散型のアイデンティティとデータストレージを提供。開発者は楽しいユーザー体験の創造に集中でき、同時にデータとアイデンティティの所有権を個人に戻すことができるとする。