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ガーミン、ソーラー充電も加えた最上位ランニングGPSウォッチ
2022年6月8日 14:45
ガーミンジャパンは、ランニングGPSウォッチの最上位モデル「Forerunner 955」「Forerunner 955 Dual Power」を6月16日に発売する。価格は74,800円、Dual Powerが84,800円。
ガーミンは、アスリート・ランナー向けの「ForeAthlete」シリーズの名称を、すべてのランナー向けという意味で「Forerunner」(フォアランナー)にリニューアル。今回発表のForerunner 955は最上位モデルで、さらにソーラー充電対応のForerunner 955 Dual Powerもラインナップする。
Forerunner 955は、シリーズ屈指というハイエンドモデル。フルマラソンやトライアスロン、ウルトラマラソンなどに挑むアスリートの、毎日のトレーニングや体調管理、タイムアップを目的としたトレーニングサポート機能、レース時に正確に「自分」を把握するリアルタイムの計測機能を搭載する。
またソーラー充電機能を備えたデュアルパワーモデルは、GPSモードの約42時間の稼働時間に約7時間を追加可能。ウルトラマラソンなど長時間レースにも十分対応できるとする。
インターフェイスはボタン操作とタッチ操作の2種類が用意され、運動中はボタン、日常生活ではタッチ操作といった切り替えが可能。タッチ操作はマップ機能でも便利としている。
GPS機能は新たに2周波数帯を受信できるGNSSマルチバンドに対応する。
高度なトレーニング機能
高度なトレーニング機能として、睡眠中の心拍変動を解析し、起床時にその日の全体的な健康状態を提供する「HRVステータス」、その日の健康状態に応じてハード・リラックスなど最適なトレーニングを判断できる「トレーニングレディネス」、設定したレースや目標に基づき、レースコースの詳細や当日の天気、ランナーのパフォーマンス(トレーニング進捗情報)などからトレーニングのヒントとレースの予想タイムを取得できる「レースウィジェット」、走行中にどれだけのパワーを発揮しているかについて、分ごと、距離ごとの指標を取得できる「ランニングパワー」などを搭載する。またリアルタイムのスタミナモニタリング機能も追加されている。トレーニング負荷、トレーニング効果、VO2 Max(最大酸素摂取量)などの指標も提供される。
このほか、音楽再生機能ではSpotify、Amazon Music、LINE MUSICなどの一部の音楽配信サービスから最大2,000曲をデバイスに保存できる。キャッシュレス決済としてSuicaがサポートされる。
仕様
ディスプレイは直径が1.3型で、260×260ピクセルのカラー表示。ケースは繊維強化ポリマー製。ディスプレイ表面はコーニングのGorilla Glass DX。
通信機能はBluetooth、ANT+、Wi-Fi、USB。測位衛星はGPS/GLONASS/Galileo/みちびき(補完信号)に対応する。搭載センサーは光学式心拍センサー、電子コンパス、気圧高度計、加速度計、温度計。
Forerunner 955の稼働時間は、スマートウォッチモードでは約15日間、GPSモード+光学式心拍計で約42時間、マルチGNSSマルチバンドモードで約20時間、UltraTracモードで約80時間。
Forerunner 955 Dual Powerは、想定する明るさなどの条件下の場合、スマートウォッチモードでは約20日間、GPSモード+光学式心拍計で約49時間、マルチGNSSマルチバンドモードで約22時間、UltraTracモードで約110時間。
防水性能は5気圧防水。大きさはケース径が46.5mm、厚さが14.4mm。重さは53g。
発売を記念したキャンペーンも実施され、期間中に対象製品を購入して応募すると、抽選でマラソン大会の出走権などがプレゼントされる。