ニュース

M2プロセッサ搭載「MacBook Air」登場。164800円~

MacBook Air

アップルは7日、M2プロセッサを搭載した新「MacBook Air」と「13インチMacBook Pro」を発表した。7月から順次発売する。価格はM2搭載MacBook Airが164,800円から、M2搭載MacBook Proが178,800円から。

M1チップのパフォーマンスを高めた新しい「M2」チップを搭載。M2は、AppleのMシリーズチップの第2世代で、M1より25%多い200億個のトランジスタで構成される。電力効率の高さやユニファイドメモリアーキテクチャなどが特徴で、次世代8コアCPUに加え、M1より2つ多い最大10コアを搭載したAppleの次世代GPUを備えている。

M2

100GB/sのユニファイドメモリ帯域幅を実現し、最大24GBの高速ユニファイドメモリに対応。また、次世代のメディアエンジンとパワフルなProResビデオエンジンを追加し、M2搭載のシステムでは、従来より多くの4K/8Kのビデオストリーム再生が可能になった。

MacBook Pro

OSは、macOS Monterey。今秋に登場予定のmacOS Venturaにも対応し、ステージマネージャなどの新機能や、FaceTimeでの連係カメラなどの機能が提供される。macOS Venturaには、Safari、メール、メッセージ、Spotlightなどの大幅なアップデートも含まれる。

M2搭載MacBook Air

新MacBook Airでは、13.6インチのLiquid Retinaディスプレイ、1080p FaceTime HDカメラ、4スピーカーサウンドシステム、最大18時間のバッテリー駆動時間、MagSafe充電などに対応。シルバー、スペースグレイ、ミッドナイト、スターライトの4つのカラーが用意される。

薄さは11.3mm、重量1.24kgのノートPCで、耐久性が高いアルミニウムのユニボディ筐体を採用。M2の電力効率により、MacBook Airではファンレス設計を実現している。M2は、8コアCPU/GPUと8コアCPU/10コアGPUが選択可能。

また充電ポートのMagSafeが復活。ケーブルに荷重がかかると外れる仕組みとし、MacBook Airを保護する。また、2つのThunderboltポートと3.5mmのオーディオジャックを備えているほか、Magic KeyboardはTouch IDを搭載する。

MagSafeに対応

13.6インチ/2,560×1,664ドットのLiquid Retinaディスプレイを搭載し、輝度は500nit。新しいFaceTime HDカメラは、明るさが足りない場面での性能を前世代の2倍とし、M2の画像信号プロセッサの処理能力とあわせて、ビデオ通話でユーザーの姿を美しく表示する。

メモリは8GBで16GBと24GBも選択可能、ストレージは256GB/512GBから最大で2TBまで選択可能。4スピーカーサウンドシステムを搭載し、Dolby Atmosオーディオにも対応。没入感ある空間オーディオを表現できる。

2つのUSB-Cポートを備え、2つのデバイスを一度に充電できる35Wコンパクト電源アダプタなどの充電オプションも提供。また、オプションの67W USB-C電源アダプタでは、30分で最大50%の高速充電に対応する。外形寸法は30.41×21.5×1.13cm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.24kg。

35Wコンパクト電源アダプタ(4,800円)

13インチMacBook Pro

13インチMacBook ProにもM2が搭載され、最大24GBのユニファイドメモリ、ProRes高速化、最大20時間のバッテリー駆動時間などを実現する。カラーは、シルバーとスペースグレイ。

M2チップは高速な8コアCPUと10コアGPUを搭載。ファンレスではなく、アクティブクーリングシステムを搭載し、プロ向けのパフォーマンスを実現するという。

13.3インチ/2,560×1,660ドットのLiquid Retinaディスプレイを搭載し、輝度は500nit。メモリは8GBで16GBと24GBも選択可能、ストレージは256GB/512GBで、最大で2TBまで選択できる。2つのThunderbolt/USB 4ポートを装備する。外形寸法は30.41×21.24×1.56cm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.4kg。