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Microsoft Edge、“画像の説明”テキストを自動生成する機能

Microsoftは、5月に開催したイベント「Microsoft Ability Summit 2022」で、Microsoft Edgeのアクセシビリティを向上する新機能について紹介した。

Microsoft Edgeでは、画像の説明を自動で生成する機能を2月から提供している。一般的に視聴覚障害のある人は、ページの内容を音声で読み上げる支援技術であるスクリーンリーダーを使って画像の説明を音声で聞くことでWebを体験している。しかし、画像や図表など視覚的コンテンツの説明を読み上げるためには、その説明(altテキスト)が組み込まれている必要があるものの、altテキストがない画像も多く、スクリーンリーダーで処理される画像の半分以上でaltテキストが設定されていないという。

MicrosoftはEdgeでaltテキストを自動生成する機能を開発し、altテキストが無い画像でも音声読み上げを可能にした。なお、50×50ピクセルよりも小さい画像や、過度に大きい画像、VisionAPIによって実質的にポルノ画像、残忍な画像、性的なものを暗示すると分類された画像についてはaltテキストの自動生成は行なわれない。

この他、3月にはMicrosoft Edgeに組み込み可能なエディタを実装。WordやPowerPointの編集ツールと同じ機能をブラウザに組み込んだもので、テキスト予測機能を実装し、読字障害や書字障害の人、第二言語での執筆を行なっている人などの文章力向上を支援する。