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小田急百貨店 新宿本館、10月2日営業終了。跡地に48階複合施設

小田急百貨店新宿店本館

小田急百貨店は、新宿駅西口地区開発計画の進捗に伴う、新宿店本館の最終営業日を10月2日に決定した。開発計画は小田急電鉄と東京メトロにより進められ、地上48階、高さ約260mの複合施設が建設される。

新宿店は本館の営業終了後、新宿西口ハルクを改装のうえ営業を継続。改装後は現状の小田急百貨店営業区画に加え、7階や1階の路面店エリアの一部にも売場を広げ、「食品」「化粧品」「インターナショナルブティック」を中心に服飾雑貨やゴルフウエアなどで構成し、ポップアップショップも配置する。また、催事スペース、お得意様サロンなどのサービス施設も開設する。展開ショップ等の詳細は9月頃告知予定。

新宿西口ハルク
新宿西口ハルク フロアプラン

小田急百貨店では営業終了について、「閉店」ではなく「お引っ越し」と表現しており、5月25日から「新宿店[本館→ハルク]お引っ越し前の売りつくし!」と題した売り出しや特別企画を開催する。

右側手前が新宿店本館、左奥が新宿西口ハルク

新たに開発される複合施設の竣工は2029年度を予定。高層部にはオフィス機能、中低層部には商業機能を備え、またオフィス機能と商業機能の中間フロアには、来街者と企業等の交流を促すビジネス創発機能を導入する。

計画建物イメージパース