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赤坂に43階建て複合施設 街区名称は「東京ワールドゲート赤坂」
2022年5月12日 19:32
NTT都市開発と森トラストが共同で進めている「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」の街区名称が「東京ワールドゲート赤坂」、地上43階、地下3階の建物名称が「赤坂トラストタワー」に決定した。2024年8月第1期竣工・開業予定。
街区コンセプトは「Next Destination ~もう一度、街で会おう~」。オフィスフロアは、顧客企業の多様化するニーズによりフレキシブルに対応できるようにする。また、赤坂エリアは赤坂氷川神社や大名屋敷跡など江戸文化を今に伝える名所が点在することから、大規模緑地や国際基準のホテル、歴史文化発信施設を整備することで、新たな観光拠点の構築を目指す。
赤坂・虎ノ門緑道から連続する大規模緑地の整備を計画。快適な空間による、オフィスワーカーの心身の健康と生産性の向上に貢献する「ウェルビーイング」なワークプレイスを創造するとしている。
国際基準のホテルのほか、カフェやレストラン、クリニック、リムジンバス乗り場などの機能をビル内に集約。また、地域と融合した歴史文化発信施設の配置により新たな交流や賑わい創出を図る。
オフィスフロアには、森トラストが2020年竣工の神谷町トラストタワーで導入した、独自の内装引渡し基準「クリエイティブフロア」を採用。フロア一部のスケルトン天井仕上げおよびフロア全体のOAフロア仕上げでの引渡しとすることで、内装デザインの自由度を高める。
また赤坂トラストタワーは、企業のコミュニケーションを活性化するための専用部内屋外テラスや内部階段設置対応、企業ブランディングを支援する共用部の独自デザイン対応、食堂など多様な用途に対応可能なハイスペック特殊階といった機能を予定する。
ロゴは、東京ワールドゲートブランドの象徴である「世界に向けた門」をイメージしたデザインを踏襲しつつ、「赤坂」という地名の由来とされる「茜坂」から、文字色には茜色を採用。「土地の歴史を受け継ぎながら、グローバルビジネスを加速させる拠点として発展させていきたい」という想いを表現している。
所在地は東京都港区赤坂二丁目1712番1他。敷地面積約15,750m2、延床面積約220,000m2(既存建物含む)。第1期竣工・開業2024年8月、第2期竣工2025年10月を予定する。