3D計測スーツで体型管理「ZOZOFIT」 今夏に米国で

ZOZOは、3D計測用ボディスーツ「ZOZOSUIT」を活用し、スマホアプリでトレーニングの進捗や体型管理が行なえるサービス「ZOZOFIT」を発表。今夏に米国でサービスを開始する。米国にてアンバサダーの募集も開始した。

「ZOZOFIT」は、高精度な3D身体スキャンを専用スーツとスマートフォンだけで実現する「ZOZOSUIT」を活用したサービス。1回の計測だけでなく継続的なトラッキングを可能にし、生成される精緻な3Dモデルでワークアウトの成果を可視化するほか、トレーニングで強化するべき部位を見極めるといったことに活用できる。同社は「小さな体型変化を見逃さず、より楽しく効率的なワークアウトの継続をサポートします」としている。

同様のレベルの高精度3D身体スキャンを行なうには、従来は特殊な大型の機械が必要だったが、ZOZOFITはスーツを着用してスマートフォンで撮影するだけと、手軽でスピーディに体型計測や3Dモデル化を完了できる。専用アプリには過去の体型データ、3Dモデルが記録され、現在と比較したり数値の変化をグラフで確認したりできる。アプリ上でデータのシェアも可能で、トレーナーや仲間からアドバイスをもらうといった活用が可能。

また将来的には、体型計測情報以外に心拍や運動強度などの身体メトリクス全般を取り込む予定で、それらのデータを使ったシミュレーションアルゴリズムの開発にも取り組む予定。個人に最適化した関連サービスや商品を勧めるマーケットプレイスとしての展開も視野に入れているという。