引越しサービス「ドンドンパ」とブックオフ宅配買取が連携

大日本印刷(DNP)とブックオフコーポレーション(ブックオフ)は、引越しの際に必要な行政機関や民間事業者への諸手続きをオンラインで行なえる「DNP引越し手続き一括連携サービス ドンドンパ」と、ブックオフの「宅配買取サービス」を連動させた新サービスを4月27日に開始した。

ドンドンパは、ユーザーが引越し先で利用する企業やサービス、住所などの基本情報を1回登録すれば、引越し時に発生する行政や民間企業への個別の変更手続きが不要となるサービス。例えば電気・ガス・水道などのライフライン事業者に対しては、前住所での利用停止や新住所での利用開始といった手続きなどを一括して行なえる。専用Webサイトのほか、LINE経由でも利用が可能。

今回のサービス連動によって、引越しにともなう電力・ガス・水道等のインフラの停止・開始をはじめとする諸手続きに加えて、不要になった本やCD、DVDなどの売却手続きについても、同じタイミングで「ドンドンパ」から行なえるようになる。

引越しの前・後の住所や予定日を入力すると、同時期に手続き可能なサービスとして、ブックオフの「宅配買取サービス」が表示される。ユーザーがこのサービスを選択すると、手続き用のウェブサイトに遷移し、宅配買取の手続きを進めることができる。手続きにかかる利用料は無料。

引越し後も、「ドンドンパ」経由で、ブックオフの「宅配買取サービス」を何度でも利用可能。「宅配買取サービス」では、買取金額をhontoポイントで受け取れる、hontoサイト経由を選択することもできる。

ブックオフとして、「宅配買取サービス」と引越しのワンストップサービスとの連動は初めての取り組み。また、「ドンドンパ」のような引越しワンストップサービスでも、各種物品の買取を行なう企業を設定できるサービスは、国内で初めて。

今回の連動サービスは、DNPが「ドンドンパ」を利用して引越し以外の手続きサービスを行なう取り組みの第1弾。今後、サービス連動を拡大していく予定。