タニタとはるやま、体組成計に乗るだけでスーツサイズ提案

はるやま商事とタニタは、体組成計に乗るだけで健康チェックができると同時に、おすすめのスーツサイズと商品シルエット(型)を提案する新サービスを開発した。「はるやま吉祥寺店」と「はるやま岡山大安寺店」で4月28日から試験提供し、効果検証を経て導入店舗を拡大していく予定。

タニタが開発した、体組成データから体形を推定する新技術「TANITA Body Shape Analyzer」と、はるやまの商品情報を組み合わせたもの。

タニタが長年培ってきた体組成計測技術を応用しており、体組成計ではかった生体情報を基に、「首回り」「お腹まわり」「胸囲」「裄丈」「ヒップ」「太もも」のサイズを推定。あわせて、利用者にフィットするおすすめのサイズ、商品シルエットのスーツやフォーマル、パンツやスカートを自動で提案する。

利用時は、まずタッチ画面で年代や身長などの必要な情報を入力。体組成を計測後、男性であれば「A5号」「AB6号」、女性であれば「9号」「11号」など、おすすめのサイズが表示される。

購入時における店舗スタッフとの接触を減らし、利用者自身による商品選びの自由度を高めるとともに、買い物時間の短縮や新型コロナウイルスの感染対策にも役立つとする。

将来的には、同サービスで得た健康情報をはるやまの顧客情報と結びつけ、一人ひとりに合わせた健康情報や商品情報の提供、食事・運動・休養といった生活習慣の提案など、サービスの拡充を検討。はるやまの新商品開発にも生かしていく。