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宇都宮駅前に14階複合施設「Utsunomiya Terrace」 8月開業
2022年4月19日 12:23
住友商事は、宇都宮駅東口地区にて開発を進めている複合施設の名称を「Utsunomiya Terrace(ウツノミヤ テラス)」とすることを発表した。商業施設や宿泊施設からなる14階建ての複合施設で、8月の開業を予定している。
宇都宮市と企業グループが連携して推進する「宇都宮駅東口地区整備事業」の1つ。Utsunomiya Terraceのほか、'21年12月に高度専門医療施設が開業しており、8月には分譲マンションも開業する。また、11月に開業する宇都宮駅東口交流拠点施設「ライトキューブ宇都宮」や、交流広場「宮みらいライトヒル」に隣接する。
Utsunomiya Terraceは14階建てで、1階から6階に商業施設およびオフィス、5階から14階に宿泊施設を展開する。
商業施設は、1階から4階がスーパーマーケット、飲食、物販、サービス系、5階がウェディング・レストランで、また5階と6階にオフィスが入る。宿泊施設は「カンデオホテルズ宇都宮」で、客室数は288室、部屋面積は18~20m2。大浴場(露天風呂付)、展望レストランを備える。
Utsunomiya Terraceの名称には、「宇都宮市とともに進める本事業の中核を担い、まちの顔として地域や周辺住民に長く愛される施設に育って欲しい」という願いが込められている。施設計画では、緑あふれる開放的な交流広場との連続性を重視したという。
名称とともにシンボルマークも決定。所在地が栃木県宇都宮市宮みらい1番2他であることから、「宮みらい」の「宮」をモチーフとし、「人が行き交う中心地」をイメージした、大きな円に内包された2つの円それぞれが繋がって動きを感じさせるデザインを採用している。
小円と中円が繋がって大きな円を成す様によって、「まちのシンボルとして人が集う賑わい」や「行き交う人々が創り出す活気」を表現。カラーは明るさや快活さを象徴するオレンジを採用した。
アクセスは宇都宮駅徒歩1分。土地面積は約7,700m2、延床面積は約37,400m2(別棟の駐車場含む)。別棟の立体駐車場の収容台数は480台。