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Uber Eatsが楽天ペイや楽天ID対応。「日本の皆さんはポイント好き」

Uber Eats Japan日本代表 武藤友木子氏(左)、楽天コマースカンパニー 松村亮氏(右)

Uber Eats Japanと楽天グループは、デリバリーサービス「Uber Eats」と「楽天ペイ(オンライン決済)」におけるサービス連携を18日から順次開始する。4月下旬までに、Uber Eatsの注文時に楽天ペイ(オンライン決済)」が利用可能となる。

利用者は、Uber Eatsでの注文時に、決済方法として「楽天ペイ(オンライン決済)」を選択し、楽天IDに紐づけて登録しているクレジットカードで支払いできるようになる。全店舗で対応予定で、決済時には、楽天ポイントを貯めたり、支払いに使えるようになる。

また、Uber Eatsのログインに楽天IDを利用できるほか。Uber Eatsの新規利用者は、楽天IDを利用してより簡易的にUber Eatsの会員登録が可能となる。ポイントは注文100円につき1ポイントを付与する(楽天カード、楽天ポイント、楽天キャッシュ支払い時)。

Uberのダラ・コスロシャヒCEOは、「日本の皆さんは楽天ポイントが大好きですよね。私のメッセージはとてもシンプルです。Uberでポイントを貯めてください! 今日ははじめの一歩です。日本のみならず海外でも提携を強化していくことを楽しみにしています」とコメントした。

Uberのダラ・コスロシャヒCEO

Uber Eats Japan日本代表の武藤 友木子氏は、登録店舗数、アクティブユーザー数、配達パートナー数、利用頻度のいずれも国内ナンバーワンと強調。楽天ID連携や楽天ペイの導入は、「さらなる成長のため大きな一歩」とする。

今後は、楽天のセールイベントとの連携のほか、配車サービス「Uber」における楽天IDや決済連携、サブスクサービス「Eatsパス」との連携なども計画。国内だけでなく海外でも連携を想定しており、「あくまでもはじめの一歩です」とした。

楽天グループ上級執行役員 コマースカンパニー ヴァイスプレジデントの松村亮氏は、EC市場より飲食市場のほうが大きく、楽天および楽天ユーザーにも大きなメリットがあると言及。多くのユーザーに新しいデリバリー体験を提供できるとした。楽天は、飲食関連事業ではぐるなびを子会社化し、デリバリーサービスも提供しているが、現在は市場拡大段階のため、グループ外のパートナーとも連携し、経済圏を広げる事が重要とした。

連携を記念し、Uber Eatsで「楽天ペイ(オンライン決済)導入キャンペーン」も4月27日から期間限定で開催する。期間中はUber Eatsの新規利用者を対象に、初回利用時に使える 3,000円オフクーポンなどを提供する。