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ヤフー、平時の生活情報を発信できる自治体向け新機能

Yahoo!くらしは、自治体がYahoo! JAPANのサービスを通じて行政手続きや選挙、育児などの地域情報を住民に対して発信できる公共情報発信機能の提供を開始する。

Yahoo! JAPANとYahoo!くらしでは、ユーザーが設定した地域に関する自治体の緊急情報を配信してきた。1月からは、自治体の「緊急情報」のほか、行政手続きや選挙、交通、イベント案内、子育て支援情報など、平時の生活にかかわる「公共情報発信」を、12自治体で試験展開し、結果として的確に地域情報を伝えられることがわかったという。そのため、同機能を全国の自治体に拡大する。

発信可能な情報は、住民の生命を脅かす物から身を守るために即時で知らせる「緊急」、住民の大半に対して財産、健康、日常生活に影響があるために知らせる「重要」、住民に対して日常生活に役立つ情報を知らせる「一般」の3種。

緊急情報は従来通り「Yahoo! JAPAN」アプリや「Yahoo!防災速報」のプッシュ通知で配信。地域情報は「Yahoo! JAPAN」(アプリ版、スマートフォンブラウザー版)の地域タブ、「Yahoo!検索」、「Yahoo!くらし」(PC版、スマートフォンブラウザー版)に表示する。

掲載先イメージ。左からYahoo! JAPAN(アプリ版、スマートフォンブラウザー版)、Yahoo!検索、Yahoo!くらし

このうち、重要情報として扱われる選挙に関する情報は、開催の告知や選挙参加への呼びかけ・選挙開催日や不在者投票の案内のみ可能で、公職選挙法を含む関連諸法規に基づき、特定の政党や候補者に関する情報や選挙運動に該当するもの、政治的公平性を欠く内容、選挙結果や情勢の情報などの入稿はすべて不可となっている。