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オフィスのコーヒーでサーモスのマイボトル。パナ「高速ボトル洗浄機」設置

東京建物やパナソニック、サーモスら5社が共同で、オフィスでのマイボトルの利用を推進する実証実験を開始した。期間は5月20日まで。

共同の実証実験には東京建物、サーモス、パナソニック、アペックス、味の素AGFが参加。東京建物八重洲ビルの7階のオフィスフロアに、AGFのコーヒー豆を使うアペックスのコーヒーマシンが設置され、フロアの対象社員・約300名は配布されるサーモスのコーヒーボトルでコーヒーを飲用する。同じフロアにはパナソニックの卓上食洗機2種類が設置され、洗浄の手間も解消する。

実験を行なう物件の7階は、年間約38,800杯の紙コップ、年間約18,213本のペットボトルがごみとして出されており、マイボトルの推進で廃棄物の削減に取り組む。また対象フロアの社員にアンケートを実施、実験やアンケートの結果を踏まえて、ほかの物件での導入を検討する。

配布されるサーモスの真空断熱ボトル

パナソニックは実証実験用に2種類の洗浄機を開発している。高速ボトル洗浄機は1回およそ1分でボトル内部とフタを同時に洗浄するタイプ。卓上型ボトル洗浄機は既存製品を改良したもので、給湯室に設置。複数のマイボトルの洗浄と乾燥が可能で、洗浄後はナノイーXにより清潔に保管する。

高速ボトル洗浄機
卓上型ボトル洗浄機
コーヒーマシンとコーヒー豆(アペックス・AGF)