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アップル、同社アプリは「使用率低い」アピール 日本のアマプラは407倍人気

アップルは、コンサルティング会社のアナリシス・グループがApp Storeに関する調査報告書を発表したことを受けて、サードパーティ製アプリが世界的な成功を収めていると紹介している。

アップルは、ファーストパーティ製アプリが60本である一方、サードパーティ製アプリは180万本以上にも上るとし、iOSアプリの99.99%以上がサードパーティによるもので、成長する市場の原動力になっていると指摘している。

報告書ではコミュニケーション、音楽ストリーミング、動画配信など主要なカテゴリーについて分析。アップルは「Apple製アプリケーションの人気が影を潜め、使用率が比較的低い」という報告書の指摘を引用しながら、サードパーティ製アプリが人気を集めている様子を紹介している。

アプリの各カテゴリーについては、アメリカ、フランス、日本、韓国など地域別の動向も明らかにされており、アップル製より何倍人気か、といった数値も示されている。例えば日本では、地図アプリはGoogle マップがアップル製より4.7倍人気で、動画配信サービスではApple TV+に対し、Amazon Prime Videoが407倍、Netflixが256倍の人気、といった具合。

調査と研究はアップルの支援により行なわれている。報告書の意見と結論は、報告書の著者の独断による。

AppleやGoogleのアプリストアについては、各国で独禁止法違反の疑いなどで調査が進められており、対応を迫られている。今回の調査発表は、開発者やユーザーに選択肢を提供していることをアピールする内容となっている。