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代替肉の焼肉丼「NEXTハラミボウル」が美味しい。オイシックスのミールキット
2022年4月4日 14:52
Oisix(オイシックス)は、ヴィーガンミールキットブランド「Purple Carrot(パープルキャロット)」の新商品、プラントベース焼肉を使った「NEXTハラミボウル」のメディア向け試食会を開催した。2人前で価格は1,501円。販売期間は4月7日10時から14日10時まで。
プラントベース焼肉は、大豆ベースの代替肉を開発するネクストミーツの「NEXTハラミ1.1」を使用。ギュっとした食感が特徴で、野菜と食欲そそる香りのタレを合わせ、ヘルシーながら満足感のある丼に仕上げた。牛ハラミを使用した場合に比べて、温室効果ガスは80%削減につながるという。
Purple Carrotは、肉や魚などの動物性食品を避ける、米国のヴィーガンミールキットブランド。2019年にOisixと事業連結して以降、増収増益を継続している。
日本国内ではヴィーガン×日本食のミールキットをOisix内で販売し、これまでに80以上のメニューを展開してきた。2022年2月時点で、累計出荷食数は120万食を突破、定期購入者数は18,000人を超えている。
「毎日ヴィーガンではなく、『時々ヴィーガン』をコンセプトにし、そのゆるさが好評を得ています。肉がなくてもボリュームがある、野菜がたっぷり食べられるという声が多く、利用者の9割が『時々ヴィーガン』の食生活をしているようで、昨日はお肉を食べすぎてしまったから今日はヴィーガンメニューを、といった感覚で使われています」と、オイシックス・ラ・大地 Purple Carrot ブランドマネージャー 尾花美咲氏は話す。
ハラミのジューシーさがしっかり味わえる
試食会も行なわれ、筆者も「NEXTハラミボウル」を食べてみた。タレで味付けされたNEXTハラミは、ギュッとした噛みごたえがありながらもジューシーで柔らかく、お肉と遜色ない美味しさだった。代替肉と言われなければわからないくらい、お肉の美味しさや食感が再現されていた。
筆者はこれまで大豆を使った代替肉は挽肉しか食べたことがなかったので、塊肉でここまで肉っぽさを出せることに正直驚いた。ごはんとタレの相性も良く、「ハラミ丼」として十分満足できる仕上がりだ。
ネクストミーツでは、NEXTハラミだけでなくNEXTカルビもラインナップされている。ハラミとカルビの違いについて、ネクストミーツ 代表取締役 佐々木英之氏は、「主に食感が違い、ハラミの方がよりジューシーさが感じられると思います」とコメント。
また、カルビではなくハラミを選んだ理由を、尾花氏は以下のように話した。
「Oisixではもともと、NEXTカルビもNEXTハラミも単体商品として販売していました。購入者からはどちらも好評だったのですが、ハラミの方がギュッとした噛みごたえがより感じられ、こっちのほうが今回のボウル商品に合うね、と開発チームで話し合い決定しました」
電子レンジで温めるだけの冷凍弁当シリーズ
Purple Carrotの製品は、2人前でフライパンで調理するものが主流だが、3月からは、1人前で電子レンジで温めるだけの冷凍弁当シリーズ「ヴィーガンフローズンBOX」も展開。第1弾は「2種のハーブとトマトのピリ辛アラビアータ」。価格は754円。
忙しい日や夜遅く帰宅したときなどに手軽に栄養をとれるように、野菜たっぷりの1食完結の冷凍弁当として、美味しさや彩り、栄養バランスにこだわって開発。
ピリ辛アラビアータも試食したが、トマト、ナス、玉ねぎのうまみが凝縮されているほか、ピリッとした辛さがアクセントになっているので肉や魚が入っていなくても十分満足感を得られた。
「ヴィーガンフローズンBOXは、家族とではなく1人でヴィーガンメニューを食べたいという声もあったことから開発しました。冷凍ストックできて、食べたいときに調理の手間なく気軽に食べられます。現在はパスタメニューのみですが、今後はビビンバなどごはん系も考えています」(尾花氏)
