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ロレックス、左側にリューズがある「GMTマスター II」
2022年3月31日 17:40
ロレックスは、通常とは逆の左側にリューズを備えた「GMTマスター II」(Ref.126720VTNR)を発表した。機械式の腕時計で、価格は122万4,300円。ジュビリーブレスレットモデルは124万7,400円。
新製品は、スイス・ジュネーブにてオンライン・オフラインで開催されている腕時計のイベント「Watches and Wonders Geneva 2022」(ウォッチ&ワンダー)に合わせて発表された。
リューズが左側に
リューズを左側に搭載したGMTマスター II。ケース径は40mm。デイト(日付)表示と拡大するためのサイクロップレンズも、従来とは反対の9時位置に移動している。
ロレックスはニュースリリースの中で「斬新で意外性のあるバージョン」とだけ記載しているのみで、その意図は説明されていない。一般的に考えれば、右手に装着した場合に左利きのユーザーがリューズを操作しやすい、あるいは左手にルーズに装着した場合にリューズが手の甲に当たらない、などの利点が考えられる。
ベゼルインサート(文字板)は独自のハイテク・セラミックであるセラクロム製で、新たにグリーンとブラックのカラーを採用している。GMT機能を搭載しており、2つの異なるタイムゾーンを同時に表示できる。日付はローカルタイムと連動する。
ムーブメントは機械式で自動巻きの自社製「キャリバー3285」。高精度クロノメーターで、精度はケースに収めた状態で日差±2秒。パワーリザーブは約70時間。ケース・ブレスレットはオイスタースチール製。夜光塗料はクロマライト。ケースの防水性能は100m防水。