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IWC“トップガン”に4つの新作、白いクロノグラフなど
2022年3月31日 14:10
IWCシャフハウゼンは、パイロット・ウォッチの“トップガン”コレクションに加わる4つの新作を発表した。高性能素材や挑戦的なカラーを採用するのが特徴。
新作は「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン“レイク・タホ”」(Ref.IW389105)、「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン“ウッドランド”」(Ref.IW389106)、「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41・トップガン・セラタニウム」(Ref.IW388106)、「ビッグ・パイロット・ウォッチ 43・トップガン」(Ref.IW329801)の4つ。機械式の腕時計で、価格は128万1,500円~142万4,500円。
新製品は、スイス・ジュネーブにてオンライン・オフラインで開催されている腕時計のイベント「Watches and Wonders Geneva 2022」(ウォッチ&ワンダー)に合わせて発表された。
白い“レイク・タホ”、緑の“ウッドランド”
IWCのパイロット・ウォッチ・クロノグラフの中でも高性能素材が採用される“トップガン”コレクションに加わるのは、ケース素材にセラミックを採用し、バンドを含めてカラーを統一した2つのモデル。ケース径は44.5mm、厚さは15.7mm。
価格は“レイク・タホ”(Ref.IW389105)が128万1,500円、“ウッドランド”(Ref.IW389106)が141万3,500円。
白いケースが印象的な“レイク・タホ”は、米カリフォルニア州のタホ湖の冬の景色や、トップガン(米国海軍戦闘機兵器学校)の白い制服に由来。ホワイトのセラミック製ケースにブラックのダイヤルが組み合わさり、バンドもホワイトとなるモノトーンのイメージが特徴になっている。
ダークグリーンで統一された“ウッドランド”は、海軍飛行士の戦闘服の色からヒントを得たもの。セラミック製ケースとダイヤルには新開発のカラーであるIWCウッドランド・グリーンが用いられる。またプッシュボタンやリューズ、裏蓋に、独自素材のセラタニウムが採用されている。
どちらのモデルもコラムホイール搭載のIWC自社製ムーブメント「キャリバー69380」が搭載される。耐磁性軟鉄製インナーケースが用いられ、風防は、急激な気圧の低下に耐える方法で固定される。防水性能は6気圧防水で、裏蓋にはトップガンのロゴが刻印される。
セラタニウムを全面採用したクロノグラフ
「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41・トップガン・セラタニウム」(Ref.IW388106)は、ケース、プッシュボタン、リューズなどに「セラタニウム」を全面的に採用したクロノグラフ。ケース径は41mm、厚さは14.5mm。価格は142万4,500円。
セラタニウムは、チタニウムのように軽量・堅牢で、セラミックのような耐擦過性を兼ね備えるというIWC独自の素材で、製造過程に由来する、ダークでややメタリックなマットブラックカラーも特徴。ムーブメントはIWC自社製クロノグラフ・ムーブメント「キャリバー69385」。裏蓋はシースルーバック。防水性能は10気圧防水。
ブラック・セラミックのビッグ・パイロット・ウォッチに43mm版
「ビッグ・パイロット・ウォッチ 43・トップガン」(Ref.IW329801)は、ブラック・セラミックのビッグ・パイロット・ウォッチ“トップガン”に加わる、(レギュラーモデルを小型にした)ケース径43mmのモデル。厚さは13.9mm。価格は142万4,500円。
ケースはブラックの酸化ジルコニア・セラミック製で、裏蓋はチタニウム製。ムーブメントはIWC自社製「キャリバー82100」。EasXCHANGEシステムを搭載、付属のグリーンの布製ストラップと簡単に交換できる。耐磁性軟鉄製インナーケースが用いられ、風防は、急激な気圧の低下に耐える方法で固定される。防水性能は10気圧防水。