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シチズン プロマスターのダイバーズウオッチ新作、クラシックとジンベイザメ
2022年3月25日 08:00
シチズン時計は、「シチズン プロマスター」のダイバーズウオッチの新作として、「メカニカル ダイバー200m」2モデルと、「エコ・ドライブ ダイバー200m」限定1モデルを発表した。いずれも価格は未定。機械式のメカニカル ダイバー200mは8月に、クオーツ式のエコ・ドライブ ダイバー200mは2022年の秋~冬に世界限定5,000本で発売される。
「チャレンジダイバー」を復刻、メカニカル ダイバー200m
メカニカル ダイバー200mは、1977年に発売した機械式の「チャレンジダイバー」のデザインを継承しながら、耐磁性を備えるムーブメントを搭載するなどして復刻したダイバーズウオッチ。ケース径は41mm。
チャレンジダイバーは1983年、オーストラリアの海中にて、フジツボに覆われながらも浸水せず動く状態のものが発見されるという逸話を持つダイバーズウオッチ。今回発売のモデルは、こうした高い信頼性を誇った当時のデザインを継承しながら、外装やムーブメントが現代的にアップデートされている。
風防はサファイアガラスで、上面がフラット、裏面は球面。サイド部分には立体的なカットも加えられ、クラシックな雰囲気を再現する。オリジナル同様に、リューズガードの無いデザインやケース径41mmのサイズを継承している。ダイヤルやウレタンバンドにもクラシックなイメージが反映されている。
ケース素材はスーパーチタニウム。厚さは12.3mmで、オリジナルよりも薄くなっている。ウレタンバンドのモデル(NB6021-17E)とスーパーチタニウム製ブレスレットのモデル(NB6021-68L)をラインナップする。
ムーブメントは機械式で自動巻きの「Cal.9051」を搭載。パワーリザーブは42時間、振動数は28,800振動/時、精度は平均日差-10~+20秒、石数は24石。精度を司るヒゲゼンマイや周辺パーツを磁気を帯びにくい素材で構成し、16,000A/mの磁気を発する機器に1cmまで近づけても性能が維持できるという「第2種耐磁」をクリアしている。
ケースはデュラテクト チタンカーバイトが施されたスーパーチタニウム製。ISO規格に準拠し、200m潜水用防水に対応する。ケース径は41mm、厚さは12.3mm。
エコ・ドライブ ダイバー200m
エコ・ドライブ ダイバー200m(BN0225-04L)は、ダイヤルにジンベイザメの斑点をイメージしたデザインを施したダイバーズウオッチ。ケース径は45.8mm。
ケースのデザインは1982年発売で当時世界一の1,300防水を誇った「プロフェッショナルダイバー」のデザインを継承し、荒々しく無骨なデザインが特徴になっている。ケース素材はスーパーチタニウム製で、表面硬化技術のデュラテクトMRK+DLCが施される。風防はクリスタルガラス。200m潜水用防水に対応する。裏蓋にはジンベイザメのシルエットが刻印される。
ソーラー発電の「エコ・ドライブ」を搭載するクオーツ式ムーブメント「Cal.E168」を搭載。精度は月差±15秒。大きさはケース径が45.8mm、厚さが14.3mm。