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みずほとGoogle、DXやデジタルバンクで戦略的提携

みずほフィナンシャルグループとグーグル・クラウド・ジャパン(Google Cloud)は、デジタルトランスフォーメーション(DX)分野における戦略的提携に合意した。総合的な金融サービスとクラウドサービスの提供力を融合し、日本やアジア、世界の金融サービスのな発展と協創に取り組むとする。

主な協力内容は、「ハイパー・パーソナライズド・マーケティング」、「先進的な金融サービス」、「顧客ニーズに迅速に応えるシステム開発」、「企業カルチャーの変革」の4点。

ハイパー・パーソナライズド・マーケティングは、了承を得たデータ顧客のデータや、みずほ利用時の各種取引情報を活用し、顧客ごとに最適化されたコミュニケーションを行なうもの。その基盤としてGoogle CloudのAI技術を活用し、顧客接点となるデジタル・チャネルを強化・拡充する。第1弾として、Google Analyticsとデジタルマーケティング基盤を連携させて、Google Cloud上に構築。デジタル・チャネルと連携させて、顧客に適した案内方法で商品・サービスを提案する。

先進的な金融サービスでは、Google Cloudを基盤とした新たなプラットフォームを構築し、BaaS(Banking as a Service)やデジタルバンクなどの金融サービスを実現。マーケティングの高度化だけでなく、金融サービス自体のイノベーションを目指すという。

顧客ニーズに応えるシステム開発では、Google Cloudによるノウハウや開発プロセスを取り入れ、高品質で迅速なシステム開発やUI/UXの改善を行なう。また、Google Cloudのコンサルティングサービスや知見を活用し、みずほグループにおいて生産的で柔軟な働き方を実現。「イノベーティブな企業カルチャーへと変革していく」としている。