ニュース
タイメックス、温度・方位・潮汐を針で表示する腕時計
2022年3月19日 08:30
ウエニ貿易は、腕時計ブランド「TIMEX」(タイメックス)の「EXPEDITION NORTH」シリーズの新作として、多機能腕時計「TIDE-TEMP-COMPASS」(タイド テンプ コンパス)を発売した。クオーツ式の腕時計で、価格は37,400円。公式サイトとタイメックスのコンセプトショップ限定で販売される。
タイメックスらしいミリタリールックのデザインに、コンパス、温度計、潮汐計という3つの計測機能を搭載した腕時計。いずれの機能もボタンを押すと針で結果が示されるアナログ表示になっているのも特徴。ケース径は43mm。
コンパス(方位計)は、8時位置のボタンを押すと動作し、先端がオレンジの指示針が北を示す。回転ベゼルには偏角スケールも搭載されている。
温度計は気温・水温に対応。腕から外した状態で計測する。2時位置のボタンを押すと動作し、オレンジの針が回転、ダイヤル外周に記された目盛りから温度を読み取れる。
潮汐計は、予め設定したエリアと日時の潮について、今後の干潮・満潮までの時間を表示するもので、4時位置のボタンで動作させる。満潮・干潮までの時間を示す目盛りはダイヤルの内周に記されている。
温度計または潮汐計は常時表示させておくことも可能。コンパスの表示は20秒でオフになる。
ケースはステンレススチール製。風防は無反射コーティングが施されたサファイアガラス。暗闇でも見やすいよう、ボタン操作でダイヤル全体が発光する「インディグロ ナイトライト」が搭載される。防水性能は10気圧防水。ムーブメントはクオーツ式で電池駆動。
シリーズ共通のコンセプトとして、地球環境に配慮した素材を採用する。ファブリックストラップは100%リサイクルプラスチックが使用されるほか、レザーバンドは製造時の排水や化学薬品の使用量を最小限にするECCOレザーの「DriTanテクノロジー」で生産されたレザーが使用される。
大きさはケース径が43mm、厚さは13mm。
2021年からスタートした「エクスペディション ノース」シリーズは、90年代初頭に始まった「エクスペディション」シリーズを再興したもので、高品質でロングライフ化を図ったり、地球環境への影響に配慮した素材や機能を取り入れたりしているシリーズになっている。