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首都高地下化、2040年には日本橋川に青空を
2022年3月11日 12:32
首都高速道路株式会社は、都心環状線・日本橋区間地下化事業に関する事業概要や、事業者に対しての契約手続きについて公表した。地下化工事完了は2035年、撤去工事完了は2040年を予定している。
日本橋区間地下化事業の対象となるのは、江戸橋ジャンクションから神田橋ジャンクションまでの、約1.8kmの区間。「日本橋側に青空を」をキーワードに推進するとともに、周辺の再開発プロジェクトとの連携による地域の魅力向上への貢献も図る。
現在は、開通から50年以上が経過しているとともに、1日あたり約10万台の自動車交通があり、老朽化と過酷な使用状況による損傷が発生。き裂の進展を抑制するため応急補修を実施しているものの、長期の安全・安心を確保するため、造り替えという大規模更新を行なう。
事業者に対しては、工事の競争参加資格要件等を公表。一部の河道拡幅工事が先行し、2024年のトンネル工事着工を予定している。