ニュース
イオン「ジ アウトレット北九州」、27万平米に170店。4月28日開業
2022年3月10日 17:54
イオンモールは福岡県北九州市八幡東区のスペースワールド跡地に、「THE OUTLETS」業態の2号店「THE OUTLETS KITAKYUSHU(ジ アウトレット北九州)」を、4月28日にオープンする。27万m2の敷地に約170店舗が出店する。
ジ アウトレットは「地域創生型商業施設」として展開する施設で、1号店は'18年4月に広島にてオープンした。ジ アウトレット北九州は「Meet Amazing Emotion」をコンセプトに「大人から子どもまで、全ての人の感情を刺激し、心の化学反応がたくさん起こる場所」を目指す。
ジ アウトレット北九州の規模は、敷地面積約27万m2、延床面積約57,000m2、建物は地上4階建。出店店舗数は約170店舗で、そのうち約140店舗はファッション、スポーツ、アウトドアなどのブランドショップで構成される。また、フードコートやレストランなども展開する。
そのほか、「学び」をテーマとしたエンターテインメント店舗を設置。アミューズメント・カフェ「ASOBLE」、科学館「スペースLABO」、体験型英語教育施設「KITAKYUSHU GLOBAL GATEWAY」などを展開する。
屋外には、陸上用トラック・芝生広場を備えた「アクティベーションフィールド」を設置。隣接して、“全ての人が楽しめる植物の楽園”をコンセプトにした「the Farm UNIVERSAL」や、“エンターテインメントライブキッチン”をコンセプトにした「FOOD FES ライダーズカフェ」が出店する。the Farm UNIVERSALには植物に囲まれたカフェとして「FARMER‘S KITCHEN」を併設する。
ジ アウトレット北九州全体では、オープンエアな環境を活かし、各ストリートにテーマ性を持った植栽景観を構築。公園を散歩しながらショッピングを楽しめるような環境空間を狙いとする。各ストリートの先には、フードトラックやカフェを併設した芝生広場を計画している。
イオンモールは、ジ アウトレット北九州とブリッジで連結するイオンモール八幡東を一体事業と位置づけて運営。スペースLABO、KITAKYUSHU GLOBAL GATEWAY、および八幡東田地区内の博物館群とあわせ、北九州市等の関係機関との共創により八幡東田地区における「学び」を通じた拠点性の確立につなげ、地域住民だけではなく国内外からの観光客も来店する施設を目指す。
具体的には、北九州と下関をつなぐ関門連携情報発信アンテナショップ「ひまわりテラス」が出店。関門海峡大橋でつながる関門エリアの特産品や、九州各地の商品を販売する。そのほか、北九州市観光案内カウンターの設置、北九州空港からの新規バス路線開設、皿倉山ケーブルカーへの無料シャトルバス新設といった取り組みを行なう。
所在地は福岡県北九州市八幡東区東田4-1-1。駐車台数は約4,500台(敷地外駐車場含む)。ジ アウトレット北九州とイオンモール八幡東を合わせた規模は、敷地面積約33万6,000m2、延床面積約14万600m2、総賃貸面積約9万6,000m2、店舗数約300店舗。