小田急にPASMOで乗るとポイント。4月から「小田急おでかけポイント」

小田急電鉄は、4月1日から小田急線をPASMOで利用すると「小田急ポイント」を付与する新サービス「小田急おでかけポイント」を開始する。

新しい生活様式による「定期券を持たない通勤スタイル」や、子供のICカードでの小田急線利用が1乗車一律50円となることを受け、より多くの人がお得に小田急線を利用可能にする試み。

大人は、同一月内、同一運賃区間ごとに2回以上乗車するとポイント付与対象となる。ポイント付与率は乗車回数に応じて段階的に変動し、乗車運賃に対して0.5%から最大12%の小田急ポイントを付与する。子供の利用の際は、1回から一律で2%付与する。

小田急おでかけポイントの利用には、小田急のサービスプラットフォーム「ONE(オーネ)」への会員登録とPASMOの登録が必要。申し込み登録は「ONE」サイトで受け付ける。対象となるPASMOは、カードタイプのPASMO、モバイルPASMO、Apple PayのPASMO。無記名PASMOは対象外。

貯まったポイントは、1ポイント=1円相当で、小田急沿線の1,100店舗で利用できる。

なお、7月31日をもって、「小田急チケット10(全3種)」の発売を終了。今後は、小田急ポイントをPASMOへチャージできるようにするなど、より利便性の高いサービスを目指して検討を進める。