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マイナンバーカードの署名用パスワード、ローソンで再設定可能に

マイナンバーカードの署名用電子証明書(6~16桁)のパスワードの初期化・再設定に全国のローソンのマルチコピー機が対応した。2月8日からセブン-イレブンで対応開始したが、3月1日からローソンでも利用できるようになった。再設定の手数料は無料。

マイナンバーカードのパスワードは、4桁のものと6~16桁のものがあるが、コンビニで再設定できるのは、e-Taxの電子申請などで使う6~16桁の「署名用電子証明書」のパスワードのみ。コンビニでの証明書交付手続きやマイナポータルのログインで使う4桁のパスワードは、コンビニでは初期化・再設定できない。

e-Taxの電子申請などで使う署名用電子証明書パスワードは、複数回間違えると「ロック」がかかってしまう。その際でもコンビニで解除し、新たなパスワードを設定できる。

パスワードの初期化・再設定には、マイナンバーカードと利用者証明用パスワード(数字4桁)、NFC搭載スマートフォン、専用アプリ「JPKI暗証番号リセット」が必要。アプリはiOSとAndroid版が用意されている。

パスワード再設定は、アプリで「事前予約」を行ない、24時間以内にコンビニのキオスク端末(マルチコピー機)で操作する。

現在は、セブン-イレブンとローソンのみの対応だが、今後その他のコンビニやキオスク端末設置施設などでも順次サービスを拡大予定。