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イオン、お茶のペットボトルに100%リサイクルボトル使用

イオンは、「トップバリュ グリーンアイオーガニック」茶飲料4品目を3月1日よりリニューアル。ボトル to ボトルの取り組みとして、使用済みペットボトルから生まれたリサイクル樹脂を、ペットボトル本体に100%使用する。価格は525ml入りで58円(税別)。

イオンはペットボトル飲料で使用するペットボトルの、100%再生または植物由来の素材へ転換する取り組みを進めており、目標を達成するために2021年2月より丸紅グループと連携し、「ボトル to ボトル プロジェクト」を開始した。

同プロジェクトでは、イオン店舗の資源回収ボックスを設置し、消費者が持ち込んだ使用済みペットボトルを再製品化する。今回発売する商品で使用するペットボトル本体の原材料はこの取り組みを通じて調達しており、年間で約350トンの化石由来のバージンプラスチックを削減できるという。

ラベル部分には、バイオマス原料を10%、バイオマス由来の成分を含むインキを使用。消費者の「毎日買える手ごろな価格のオーガニック商品がほしい」「環境に配慮された商品を選びたい」といった声に応える。

ラインアップは緑茶、ほうじ茶、玄米茶、ルイボスティー。全国の「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」など約1,600店舗で販売する。

今回のプロジェクトで重視したのは、回収したペットボトルをペットボトルとして再生させる水平リサイクルの実現。店舗を資源循環の拠点に、回収から再商品化まで一気通貫で行ない、安定的かつ持続的な資源循環体制を目指す。そのために、ペットボトルの回収・運搬から製品化までを一元管理できる丸紅グループと協力している。

イオンは、2030年までにPB商品のペットボトルを100%再生または植物由来素材へ転換することを目指す。