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郵便局にネット通販の展示コーナー
2022年2月28日 12:17
日本郵政と日本郵便は、郵便局の空きスペースを使いEコマースで扱っている商品を確認・体験できるサービス「JPショールーム」の試験導入を開始した。
「郵便局のネットショップ」や「楽天市場」などネットショップのアイテムを展示し、購入前に確認したり体験したりできるコーナー。スタッフを配置しての販売促進は行なわないが、その場に掲出されている2次元コードからスマートフォンで詳細を確認でき、購入も可能。
「RaaS(Retail as a service=サービスとしての小売)の体験スペース」という先端ビジネスモデルの取り組み。今後は地方でも展開し、地域活性化やインバウンド対応も図る。
また展示コーナーはカメラとAIによる来場者の分析も行ない、統計情報としてデータ化して出品企業にフィードバックすることで、マーケティング面での共創を目指すとしている。
2月28日から展示の試行が開始されている商品は、ロボット掃除機やミニプロジェクター、ソーダサーバー、体組成計やウェルネスボールといった健康増進グッズなど。
展示を開始している郵便局は、東京都千代田区の東京中央郵便局、神奈川県横浜市都筑区の都筑郵便局。商品を刷新しながら、将来的には全国の郵便局に拡大していく予定。
