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決済端末「stera terminal」に広告表示やポイント読取機能。三井住友カード

三井住友カードは、決済プラットフォーム「stera」シリーズの決済端末を広告媒体として活用する新サービス「stera ads」と、会員証アプリ・ポイントカード・クーポン等の読取機として利用できる「stera connect」を2022年夏から開始する。

stera adsは、オールインワン決済端末「stera terminal」のディスプレイとレシートを自社の販促の告知媒体として利用できるインナープロモーションサービス。stera terminal設置店舗は、Webの専用管理画面から広告媒体を簡単に作成、入稿できる。作成した広告は、端末の4型ディスプレイ(客側)やレシートを通じて展開できる。

決済端末を広告媒体として活用するため、視認性の高い会計時に広告発信できる点が特徴。初期費用や追加デバイスが不要で、手軽に販促活動が行なえるとする。

stera connectは、事業者の会員証アプリ・ポイントカード・クーポンなどのサービスを「stera terminal」で読み取れる認証。お店で別途会員証の読み取りのための専用読取機やプリンターなどを用意せず、stera terminalに集約できるようにする。

スマートフォンやカード、QRコード・磁気・非接触ICなど、様々な媒体や読み取り手段に対応。自社システムやポイント・ギフト・プリペイドカードなど外部システムとも連携できるとしている。

stera connectは、今後、自社ポイントを発行する事業者や、汎用ポイントを運営するシステムベンダーとの接続を予定しており、さらなる接続先の拡大を目指すという。

adsとconnectのいずれも費用は個別見積もり。決済プラットフォーム「stera」は、プラットフォーム上で様々なサービスを追加できるがstera adsとconncetの追加により12サービスに対応する。新サービスは3月1日に開幕する「リテールテックJAPAN 2022」に展示する。