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Windows 11、米国でAndroidアプリ対応開始。タスクバー改良も
2022年2月18日 17:31
Microsoftは、Windows 11でAndroidアプリの利用を可能にする「Amazon Appstore Preview」の提供を米国で開始した。その他、タスクバーの改良など機能強化も行なっている。
Amazon Appstoreとの連携で1,000以上のAndroidアプリやゲームを提供するもので、米国のWindows 11ユーザーはMicrosoft StoreからAmazon Appstore Previewにアクセスすることで利用できる。提供先の拡大など今後の展開については年内に詳細を知らせるという。
タスクバーの機能強化
タスクバーの機能も強化。タスクバーから任意のウィンドウのミュート/ミュート解除や画面共有が行なえるようになる。Microsoft Teamsユーザーが利用できる機能で、通話中にタスクバーの右側に表示されるマイクアイコンから切替が可能。Teamsアプリが表示されていない状態でも操作ができる。
開いているアプリのウィンドウの画面共有も簡略化され、タスクバーのアプリケーションアイコンにカーソルを合わせるだけで共有コントロールが起動、確認のクリックを行なえば共有できる。これにより確実な共有と意図しない共有を防ぐ。
タスクバーの左隅に天気コンテンツを配置し、常に最新の天気を一目で確認できるようになった他、マルチディスプレイを使用している場合、セカンダリーディスプレイのタスクバーにも時計と日付を表示するようになった。
メディアプレーヤーとメモ帳も一新
メディアプレーヤーとメモ帳アプリのデザインも刷新。メディアプレーヤーの中心には音楽をブラウズしたりプレイリストを作成して管理するフル機能のミュージックライブラリを配置。PCの音楽や動画のフォルダーにある全てのコンテンツが自動的にライブラリに表示される。また、Groove Musicアプリはメディアプレーヤーに置き換わり、ライブラリとプレイリストも自動的に移行される。
メモ帳は、メモを取るという基本的なニーズを満たすシンプルなアプリとしてユーザーインターフェイスを一新。新たにダークモードも追加された。