東急、目黒線奥沢駅の新駅舎を2月26日供用開始

東急電鉄は、目黒線奥沢駅新駅舎(上り:目黒方面改札口側)および新駅舎と駅ビル(下り:日吉方面改札口側)を接続する連絡デッキの供用を2月26日に開始する。駅ビルの店舗は2022年度上期に順次開業予定。

供用開始する新駅舎・連絡デッキは、奥沢駅周辺の街中に散見される木々のイメージを取り込み、温かみのある空間となるよう設計。線路を挟んで南北にそれぞれ改札口を持ち、2棟に分かれている駅舎(新駅舎、駅ビル)は、1つの駅としての一体感、統一感やつながりが感じられるよう、内装や外部仕上げなどに同一の素材を採用している。

駅ビルには、新たに飲食店(カフェ)が出店予定。連絡デッキは、改札外で南北をつなぐことで街の回遊性向上に寄与する。

奥沢駅では目黒線利便性向上に向けて各種改修工事を進めてきたが、3月12日の目黒線ダイヤ改正にあわせ、通過線および新たな上りホームの供用を開始。目黒線の朝ラッシュピーク前の一部急行列車の速達性向上と利便性向上を図る。

新たな上りホームは、4月上旬から順次開始される目黒線の8両編成化に向け、8両分の全乗降口にホームドアを設置し、上屋をホーム全ての範囲に整備することで、安全性・利便性を確保している。