ニュース

Photoshop、WebP形式を正式サポート

アドビは、Photoshopデスクトップ版のバージョン23.2を公開。ファイル形式「WebP」の正式サポートなど新機能を実装した。

これまで対応にはプラグインや環境設定などが必要だったWebP形式を正式サポート。設定不要でWebPファイルの読み込みや作成、編集・保存ができるようになった。

WebPは、Webサイトの軽量化を目的として開発されたフォーマットで、画質を維持したままJPG形式よりも高い圧縮率を誇る。JPG形式よりもファイルサイズが小さいため、Webサイト表示の高速化などに効果がある。また、JPGのような非可逆圧縮の他、可逆圧縮や透過処理、GIFのようなアニメーション処理にも対応できる。

その他Photoshopの機能強化としては、油彩フィルターのパフォーマンスが向上。GPUリソースを最大限に活用することで、特に大きなファイルを処理する際により高速化される。

「共有」ボタンはより見つけやすくなるよう、アプリワークスペースの右上隅に大きな青い「共有」ボタンを表示。初めてクリックしたあとは青いボタンは消え、通常の共有アイコンが表示される。

Windows ARMデバイスでは、「編集に招待」ワークフローをサポート。その他、新しいカメラとしてソニーのスマートフォン「Xperia Pro-I」がサポートされた。