ミクシィ、決済・デジタルID「MIXI M」開始。6gramが名称変更

ミクシィは、モバイルウォレットアプリ「6gram」のサービス名を3日から「MIXI M」(ミクシィエム)へ変更し、既存の決済機能に加え、個人データやID認証を管理する統合プラットフォームとして提供開始する。

「6gram(ロクグラム)」は、アプリとリアルカードが連携した一体型のキャッシュレス決済サービスで、オンラインショッピングやQUICPayで利用可能。今後は、決済・個人データ・ID認証を管理する統合プラットフォームとしていくことから、ミクシィブランドを打ち出したサービス名「MIXI M」に変更する。

これに伴いバーチャルカードの「6gramカード」も「MIXI CARD」に変更。「6g cash」も3月1日から「MIXI CASH」に名称変更する。

MIXI Mでは、6gramと同等のモバイルウォレットアプリ(iOS/Android)の機能を継承するほか、これらの決済機能をブラウザでも提供。さらに、新たに個人データやID認証を管理する機能を追加する。

「MIXI M」の主な機能は以下の4つ。

・ウォレット：銀行口座やクレジットカード、Apple Pay から、「MIXI M」のウォレットに入金(チャージ)し、加盟店で決済利用

・カード：アプリ上で簡単に発行できるブランドプリペイドカードで、Visa/JCB加盟店で利用できる。友人間での残高送金や、グループを作成して残高を共有も可能

・ID認証：オンラインサービスで共通で使えるアカウント。「MIXI M」でのログインに対応したサービスは、サービスごとにアカウントを作成する必要はなく、スムーズにサインアップ、ログインできる(2月3日時点では、TIPSTARとPIST6に対応)

・アセット管理：登録した氏名や住所などの個人データやウォレット残高などのアセットを、ユーザー本人の同意により対応サービスに連携できる。本人確認が必要なサービスでは、MIXI Mで本人確認済である場合にはそのステータスのみを連携し、サービスごとに免許証などの個人情報を提出する必要はない。今後はデータアセット(NFT)等にも対応予定

ロードマップ