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ウェザーニュース「花粉レーダー」の予測時間が48時間に延長

ウェザーニューズは、花粉の飛散を48時間先まで予測できる「花粉レーダー」を、スマホアプリ「ウェザーニュース」で提供開始した。対応端末はiOS、Android。

花粉レーダーは、花粉飛散量を4段階「少ない/やや多い/多い/非常に多い」で、マップ上に表示するコンテンツ。花粉の飛散エリアが250mメッシュの細かさでわかるため、移動ルート上の花粉飛散量をより詳細に把握できる。

2021年は36時間先までの花粉の動きを予測できたが、今年は予測時間を48時間に延長。1時間ごとに確認でき、花粉が多い時間を避けて洗濯物を干したり、換気を実施したりするのに役立つ。

同社の予測では、2月上旬に関東や九州などからスギ花粉の飛散が始まるという。飛散ピークは、西日本・東日本の広範囲でスギ花粉が2月下旬~3月下旬、ヒノキ花粉が3月下旬~4月中旬の予想。

花粉の飛散量は時間帯によって変化し、同じ日でも症状に強弱が出ることがある。症状の悪化を防ぐには、飛散量の変化をより詳細に把握することが重要としている。

また同社では、1時間ごとのピンポイント花粉飛散予報や、現在の花粉の飛散状況を確認できるウェブサイト「花粉Ch.」を用意。同社が独自開発したIoT花粉観測機「ポールンロボ」の観測データから、「いま花粉がどのくらい飛んでいるのか」もリアルタイムで把握できる。