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ソニー、HaloやDestinyなどのゲーム大手Bungieを買収

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は31日(米国時間)、「Halo」や「Destiny」などのゲームを手掛ける世界有数の独立系ゲーム開発会社Bungie(バンジー)の買収を発表した。買収の対価は36億米ドル。

SIEは、買収によりBungieのライブゲームサービスへのアプローチと技術的専門性へのアクセスが可能となる。Bungieは引き続き独立したスタジオとして運営され、独自のパブリッシングにより、プラットフォームを問わずプレイヤーにゲームタイトルを提供する。

Bungieは、米国のワシントン州ベルビューを拠点とし、従業員数は900人以上。Bungieの開発チームは「Destiny 2」の長期的な開発やDestinyの世界の拡大とともに、新たなIPによる新しい世界の創造に取り組むとしている。

SIEのジム・ライアンCEOは、「Destinyシリーズの誕生以来、Bungieとの強固なパートナーシップを築いてきた。Bungieをプレイステーションファミリーに正式に迎えることを大変嬉しく思う。プレイステーションのコミュニティをさらに拡大するための戦略における重要な一歩。私たちは、Bungieのコミュニティがいかに重要であるかを理解し、Bungieが引き続き独立したスタジオとして成長していくことをサポートしていく。Bungie同様、プレイステーションのDNAの中心には私たちのコミュニティがあり、プレイヤーの皆さまに対する情熱と『Best place to play』(最高の遊び場)の構築は、今後さらに進化するでしょう」とコメントしている。