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ガーミン、フラッグシップGPSスマートウォッチ「fenix 7」
2022年1月19日 13:39
ガーミンジャパンは、「Gamin」のGPSスマートウォッチのフラッグシップモデル「fēnix 7」(フェニックスセブン)を1月20日に発売する。fēnix 7X/7/7Sの3シリーズ、合計13モデルがラインナップされる。価格は93,500円～170,500円。
ガーミンはまた、プレミアムモデルとして日本初上陸の「epix」を1月20日に発売する。ゴルフなどのスポーツからビジネスまでカバーするモデル。素材・色の異なる2モデルをラインナップし、価格は121,000円と132,000円。
fēnix 7シリーズ
fēnix 7は、最先端技術、厳選された素材、ビジネスからスポーツまでカバーするデザインが特徴の、ビジネスアスリートを365日サポートするというフラッグシップモデル。ガーミンが得意とする高精密なGPS計測のほか、ヘルスモニタリング、フィットネス機能、各種通知機能、Suica対応のキャッシュレス決済までカバーし、シーンを選ばないデザインと耐久性を備える。
ケース径や機能、バッテリー稼働時間の違いでfēnix 7X/7/7Sの3シリーズを用意。いずれのシリーズにもソーラー充電対応モデルが用意される。
fēnix 7Xシリーズ(4モデル)は、ケース径が51mm、1.4インチのディスプレイを搭載し、周囲を照らすLEDフラッシュライト(赤色光やSOS信号パターン点滅も可能)を装備しており、登山など屋外のアクティビティに向けたモデル。
fēnix 7シリーズ(5モデル)は、ケース径が47mm、1.3インチのディスプレイで、ビジネスシーンもカバーするというモデル。
fēnix 7Sシリーズ(4モデル)は、ケース径が42mm、1.2インチディスプレイとシリーズの中では小型で、女性の腕にも馴染むというモデル。
共通の特徴
fēnix 7シリーズ全体では新たに、オン・オフの切り替えが可能なタッチスクリーンを搭載。従来のボタン操作に加えてタッチ操作も可能になった。いずれも低消費電力で常時表示が可能な半透過メモリインピクセル(MIP)液晶を搭載する。
Sapphire Dual Power搭載モデルで実現しているソーラー充電機能は性能が進化し、前シリーズ(fēnix 6)と比較して約2倍の延長稼働時間を実現する。
GPSはGNSSマルチバンド(2周波数帯)としてGPS/GLONASS/GALILEO/みちびき(補完信号)をサポートし、世界を舞台に活躍するユーザーもサポートする。日本の詳細地形図、世界のスキー・ゴルフマップに加えて、海外の大陸地図も無料でダウンロード可能。有料では日本詳細道路地図と登山地形図も用意される。
ケースはFRP製、ラグ(バンドの接合部)はDLCコーティングが施されるチタン製(一部モデルはステンレススチール)で、ボタンにはメタルガードを装備。アメリカ国防総省が定めるミリタリースペック(MIL-STD-810G)に準拠した耐熱、耐衝撃、防水(10気圧防水)性能を備える。
ヘルスモニタリング機能は、心拍数、呼吸数、歩数、消費カロリー、(フィットネス目的の)血中酸素トラッキング、体のエネルギー状態を数値化するBody Battery、ストレススコア、睡眠スコア、フィットネス年齢の計測など、高度な健康管理をサポートする。
フィットネス機能は、ランニング、サイクリング、水泳、ゴルフなど30種類以上のアクティビティに対応。新たにリアルタイムでのスタミナモニタリング機能が追加されており、高度なトレーニング指標を提供する。
バッテリー稼働時間は前シリーズ(fēnix 6)と比較して長時間化を実現。「パワーマネージャー」が搭載され、パワーモードでGPSや心拍計など、使用機能のON/OFFをカスタマイズできる。残りの稼働時間は「%」ではなく、「残り時間」で表示可能で、稼働時間を把握しやすくなった。
通信機能はWi-Fi、Bluetooth、ANT+。スマートフォンアプリと連携し通知の受信が可能。音楽を保存して再生もできる。Garmin PayやSuicaなどのキャッシュレス決済を利用できる。
fēnix 7Xシリーズ
fēnix 7Xシリーズの大きさは51×51×14.9mm、重さは89g～。
稼働時間の一例は、屋外(5万ルクス、毎日3時間)でのソーラー充電を併用して延長した場合、スマートウォッチモードは約28日間で、ソーラー充電により約9日間延長できる。同様にバッテリー節約ウォッチモードは約90日間+約1年間、Expeditionモードは約62日間+約77日間。また5万ルクスの屋外を想定した場合、GPSモードは約89時間で、ソーラー充電により約33時間の延長が可能。マルチGNSSマルチバンドモードは約36時間+約5時間となる。
fēnix 7シリーズ
fēnix 7シリーズの大きさは47×47×14.5mm 、重さは73g～。
稼働時間の一例は、屋外(5万ルクス、毎日3時間)でのソーラー充電を併用して延長した場合、スマートウォッチモードは約18日間で、ソーラー充電により約4日間延長できる。同様にバッテリー節約ウォッチモードは約57日間+約116日間、Expeditionモードは約40日間+約34日間。また5万ルクスの屋外を想定した場合、GPSモードは約57時間で、ソーラー充電により約16時間の延長が可能。マルチGNSSマルチバンドモードは約23時間+約3時間となる。
fēnix 7Sシリーズ
fēnix 7Sシリーズの大きさは42×42×14.1mm、重さは58g～。
稼働時間の一例は、屋外(5万ルクス、毎日3時間)でのソーラー充電を併用して延長した場合、スマートウォッチモードは約11日間で、ソーラー充電により約3日間延長できる。同様にバッテリー節約ウォッチモードは約38日間+約49日間、Expeditionモードは約26日間+約17日間。また5万ルクスの屋外を想定した場合、GPSモードは約37時間で、ソーラー充電により約9時間の延長が可能。マルチGNSSマルチバンドモードは約15時間+約1時間となる。
epixシリーズ
epixシリーズは、ゴルフをはじめとした30種類以上のスポーツからビジネスにまで対応するプレミアムモデル。鮮やかな表示が可能な1.3インチのAMOLEDディスプレイを搭載する。ゴルフ場の直射日光下でも色鮮やかな表示で、優れた視認性を発揮するという。ゴルフ場の登録コースは国内を含む世界の約42,000以上。ディスプレイはタッチ操作も可能になっている。
ゴルフ機能ではまた、ガーミンオートショットに対応し、ショットした位置・飛距離を自動で記録可能。ラウンド終了後にデータを専用のスマートフォンアプリ「Garmin Golf」にアップロードでき、ラウンドのデータ分析を行なえる。
メール・電話通知機能、Suica対応のキャッシュレス決済機能、最大2,000曲の音楽保存・再生などの、日常使いに便利な機能を搭載。血中酸素トラッキングや睡眠スコア付きの睡眠モニタリング、リアルタイムでのスタミナのモニタリング機能など健康管理機能も豊富に搭載する。バッテリー稼働時間の一例は、スマートウォッチモードで約16日間、GPS使用時で約42時間など。
ケース径は47mm。大きさは47×47×14.5mmで、重さは70g～。
